魔帝高校のスタメン紹介は巫魔以上の盛り上がりが見られ、巫魔を圧倒する様子を見せる。これは優も認めざるを得ない状況であったのだった………
今回のスタメンを整理すると以下の通りとなる。
巫魔高校(黒)
PG 12番 天野美矢
SG 5番 白宮春香
SF 10番 江野積牙
PF 4番 白宮優
C 17番 相田光一
魔帝高校(白)
PG 8番 鮎川莉奈
SG 7番 夢野美幸
SF 6番 天川音美
PF 5番 嶋川六太郎
C 4番 大牧大河
戦記「今回はどちらもベストメンバーか。一目見れば魔帝の方が安定性を持っているが………巫魔はスタメンとベンチにいる18番が全国でもトップクラスの強さを秘めている。魔帝相手とて無視は出来ないだろう」
戦記は両チームがベストメンバーによるスタメンで来た事から、魔帝が一方的に有利とは見ていなかった。そして、両チームのCがセンターサークルでマッチアップ。審判によるジャンプボールで試合が開幕する。
光一「うおおおっ!!」
光一は素早く飛び上がるが、ボールが最高点に達した際に先にボールへ触れたのは大牧だった。
湯津「やはり大牧がこれを制したか………!!」
湯津は大牧が制した事に驚きつつも、どこか納得させられていた。そして大牧は鮎川の方へボールをパス。鮎川はボールを手にするが、その直後には優が鮎川の方へ走り出し、ボールをスティールした。
鮎川「あっ!?」
鮎川には何が起きたのか分からなかった。
優「上がれ! 先手必勝だ!!」
優は初手から攻めに出た。
大牧「(マジかよ………! 俺がジャンプボールを制して莉奈に回した一瞬………この一瞬で的確な判断を下してボールをスティールしたのか………!)」
大牧は優の頭の回転の速さに感心していた。そして素早いスピードで上がる優に対し、大牧が素早い動きで優の前へと走ってきた。
修也「ミドレーユよりも速い………!?」
優よりも速い戻りに修也は驚いていたが、それを目にした優は後ろを走る美矢に一瞬だけアイコンタクトを取ると、ノールックで美矢へボールをパス。
美矢「行くぞ、キャプテン!」
美矢はそう言うと、ボールを高く打ち上げる。
大牧「(シュート………にしてはデタラメ、これじゃあリングに弾かれて終わりだ………!)」
大牧はそう考えていた。しかし、ボールに気を取られたあまり、大牧は目の前にいた優がいつの間にかいなくなっていた事に気付いた。
大牧「(………!? しまった! 優を見逃していた………!!)」
そして気づいた時にはもう遅く、大牧が見失っていた優は彼の背に移動しており、ボールに向けて高く飛び上がると、そのままダンクを決めた。
アリサ「ユーのアリウープ!! 先制は巫魔ね!!」
大牧が立ちはだかる中、優と美矢が魅せた見事な連携に会場は驚き混じりの声援を上げる。そして、大牧もこれには驚いていたが………
大牧「(成程、あれが良太すら認めさせた巫魔の主将にして超小型のPF、白宮優………ポジションと背丈に反して頭がキレるタイプだぞ、アイツは………!!)」
戦記が認めた白宮優という選手を相手を真正面から見る事で、優の底知れない実力と才を認め始めるのだった………
巫魔vs魔帝の試合は巫魔の先制によって幕を開けた。果たして、巫魔は魔帝相手に優勢に立つ事は出来るのか………!?
To Be Continued………
次回予告
巫魔は優を主役に押し上げる戦術を展開し、スコアを稼く作戦を展開する。優は飛び抜けたプレイングにより、大牧以外の魔帝選手を相手に互角以上の勝負を見せ………!?
次回「絶好調だな」