幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
巫魔vs魔帝の試合。この試合において魔帝選手相手を出し抜く優はこの日間違いなく絶好調だった。しかし、優の警戒心が薄れる事もなかったのだった………


第370話 時間配分を気にしないと

更に5分後、試合開始から7分時点においても優の調子は止まらなかった。

 

優「はあっ!」

 

今度の優は嶋川のシュートをブロック。

 

観客「うおおっ! また優だ!」

 

観客は優の怒涛の活躍に驚くと共に興奮していた。零れ球を優が拾い上げると………

 

優「速攻! 走れ!!」

 

優は速攻を仕掛け、チームの攻撃ラインを上げる。

 

鮎川「止める!!」

 

鮎川が必死なディフェンスを試みるが、優はまたしても素早いドライブでかわした。

 

大牧「音美、優をディフェンス!」

 

大牧はすぐ優の前に天川をつかせる。

 

優「積牙!」

 

しかし、それによりマークが甘くなった積牙に対し、優はすかさずボールを回す。

 

天川「(しまった………!)」

 

そしてボールを受けた積牙がすかさずシュート。これにより巫魔は更にスコアを足していき、19vs12の6点差に引き離した。巫魔ベンチ内でもこれには驚きの声を上げ………

 

結衣「凄いですねキャプテン………! 10得点、3リバウンド、4ブロック………オマケにアシストも2個で今の所大きく貢献してますよ………!!」

 

記録を取っていた結衣は、開始7分とは思えない優のとてつもない記録に驚きと喜びが混じった声をあげる。しかし、巫魔ベンチにおいて監督のゆうかだけは喜ぶ様子は見せず………

 

ゆうか「伊吹ちゃん、次のプレイが止まったら出れる?」

 

なんとここで伊吹を出す事を考えていた。

 

伊吹「そりゃ出られるが………ここで優を下げるのか? 足手まといの私を出すより優を出し続けた方がいいと思うけど………?」

 

伊吹本人もこれには首を傾げていた。そして、優が天川のシュートをブロックし、ボールがコート外に飛び出した所で………

 

審判「巫魔、交代です!」

 

審判は巫魔側の交代を伝える。伊吹は軽い準備運動の後にコードへ入る事に。

 

伊吹「優、一時交代だ!」

 

伊吹との交代に巫魔メンバーは驚いていたが、優は文句1つ言わずに応じた。

 

大牧「(優を下げてきたな………40分出す気は無いって事か………)」

 

大牧は優の交代に対し、どこか複雑な思いを見せていたのだった………

 

 

 

そして巫魔ベンチにおいて優はスポーツドリンクを飲みながら試合を見る事になった際、監督のゆうかは………

 

ゆうか「ちょっと飛ばしすぎね。貴方メインで攻める戦術は良いけれど、それなら時間配分を気にしないと」

 

そう言って、優に時間配分の調節を求める。

 

優「………はい」

 

少し息を切らしていた優はそれに納得したのか、特に反論する様子も無かったのだった………

 

 

 

魔帝攻略の中心として動いていた優だが、巫魔監督ゆうかの采配でここは一時下げられる事に。果たして、優が抜けた影響はどのように現れるのだろうか………!?

To Be Continued………




次回予告
優が抜けた事で巫魔は魔帝相手に対し、インサイドで強く出られなくなってしまう。しかし、ここでアウトサイドの春香が奮起するプレイを見せ………!?
次回「今度は私達の番です」
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