巫魔は41vs33と善戦して前半を終えた。しかし、戦記は巫魔に対する心配の声を考えていた。果たして、100%の魔帝相手に巫魔が耐える事は出来るのか………!?
審判「第3Q、始めます!!」
審判は第3Qの開幕を宣言。巫魔はまだ優を温存するようであり、交代はしなかった。
優「(監督は特に交代を告げなかったが………これ、大丈夫だろうか?)」
優は胸の内にある不安が未だ晴れなかった。そして、魔帝ボールで試合再開。鮎川が大牧へボールをパスした事で試合が始まるが………
大牧「………俺を本気にさせたこと、後悔すんなよ、巫魔………!!」
大牧は試合開始早々、トップスピードで前線へと上がってきた。
優真「………えっ!?」
大牧はまず優真を抜き去る。優真は大牧のドリブルに全く反応が出来なかった。
美矢「………! 積牙! 私とダブルチーム! 春香もディフェンスに回れ!」
突然の出来事に驚きつつも美矢はすぐに指示を飛ばす。積牙と美矢はすぐにディフェンスへ回るが………
大牧「遅い!!」
大牧は素早い動きで2人をかわしてしまった。
積牙「なあっ!?」
積牙はまず反応すら出来なかった。美矢も反応は出来なかったが、春香がそこへフォローへ走っており、スティールの為に手を伸ばしていた。
美矢「(よし、届け………!!)」
美矢は春香の手が届くよう祈る。しかし、大牧は春香のスティールを予期していたのか美矢達を抜いた瞬間に大ジャンプする。
春香「なっ!? (美矢ちゃん達をかわして即座にダンク!? 巫魔じゃ優さんしか出来ない立ち回りをこんなに速く………!?)」
春香は動揺を隠せずにいた。
光一「うおおおっ!! {ウォールブロック}だあぁぁ!!」
光一は大きく身体を広げてディフェンスに行く。
大牧「そんなディフェンスで俺が止められるか!!」
しかし大牧はそのままダンクを狙いに行った。その結果2人は激突。だが、吹き飛ばされたのは光一の方だった。
光一「うおおっ!? (バカな………!?)」
光一は驚きながら地面へ落下。大牧はそのままダンクを決めた。その際に審判の笛が鳴るが………
審判「………バスケットカウント、ワンスロー!!」
判定は光一のファール。つまり3点プレイを形成されてしまった。
優「(4人をかわし、光一を吹っ飛ばしてのバスカン………{パーフェクトオールラウンダー}としての顔を見せ始めたな、大牧さんめ………!!)」
優もこれには驚き、席を立ち上がった際にそんな事を考えていた。そして、試合を見ていた戦記は………
戦記「始まってしまったか………巫魔、お前達は大河を倒さない限り勝ち目は無い。対策があるなら話は別だが………なければ地獄の始まりだ………」
巫魔が勝つには大牧を倒すしかないという、巫魔にとって最大の課題を呟くのだった………
有利な形で始まった後半戦。しかし、試合開始早々に大牧の圧倒的な実力に目の当たりにした巫魔。そして、ここからが巫魔にとって絶望を味わう時の幕開けとなったのだった………
To Be Continued………
次回予告
大牧大河のプレイングにより点を量産されるばかりか手も足も出ない巫魔メンバー。そして大牧のプレイングで遂に巫魔は逆転を許す事となり………!?
次回「逆転したな」