幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
春香にディフェンスをされた事で後手になる大牧。それを突いた優が大牧からボールをスティール。ダンクを決め点を追加するのだった………


第387話 これ以上は厳しいか

67vs72と5点差に詰め寄る巫魔。いよいよ魔帝も余裕がなくなってきていた。

 

芽衣「ここで5点差は巫魔にとって嬉しいけれど………魔帝にとっては厳しいよね。私が監督だとしたらタイムアウトを取りたいけど………相手の監督は頑なにタイムアウトを取らないね」

 

芽衣は魔帝側の危機を察知しつつも、タイムアウトを取らない事に首を傾げる。これは戦記も薄々感じていたようであり………

 

戦記「………タイムアウトは取らないか。まあ既に巫魔が2度取っているのが原因だろう。下手に取れば巫魔に休息を与える事になる。思わぬ形で押されてるな、魔帝」

 

戦記は魔帝がタイムアウトを取りたくても取れない事情を口にする。そして魔帝側の攻撃。しかし、大牧の焦りは止まらず、またしても優とマッチアップした際、大牧は彼をかわす。しかし、そこで再び春香がスティールしてきた。

 

光一「よし! {ステルスディフェンス}だ!!」

 

光一の喜ぶ声が響く。

 

大牧「ぐっ………! ふざけんなあぁぁ!!」

 

大牧は焦りながら左手を伸ばす。しかし、彼の手は春香の右肩に直撃。体格とパワー差のせいで春香は背中から転んでしまい、頭をぶつける。その際、束ねていた春香の髪が解けた。

 

審判「プッシング! 白4番!!」

 

審判のコールが入った為試合が止まる。これには魔帝監督の三浦も………

 

三浦「巫魔にチャンスを与えまいとタイムアウトは取らずにいたが………これ以上は厳しいか」

 

これ以上タイムアウトを取らないのは厳しいと判断し………

 

審判「魔帝、タイムアウト!!」

 

魔帝はタイムアウトを取った。

 

芽衣「タイムアウトを取った………!!」

 

魔帝がタイムアウトを取った事に芽衣は驚いていた。そして、これには戦記も反応しており………

 

戦記「流石にもう厳しいだろうな。ただでさえ押されているのに加え大河が不調に陥っている今、タイムアウトを取らない選択肢は愚行だ」

 

魔帝の危機を直感していた。一方、優達は春香の事で焦っており………

 

優「は、春香! 大丈夫!?」

 

優は春香に駆け寄る。

 

春香「大丈夫です………ちょっと頭ぶつけちゃいましたけど………」

 

春香は特に怪我はしていないようであり、それを聞いた優は安堵した。

 

大牧「………すまない」

 

大牧もこれには謝罪の言葉を口にした。

 

春香「いえ、大丈夫です………!」

 

春香は大牧の言葉を素直に受け入れたのだった………

 

 

 

大牧の不調は完全なものとなり、魔帝はいよいよタイムアウトを取る事となった。果たして、このタイムアウトによって今後の試合はどのように動くのか………?

To Be Continued………




次回予告
大牧の危機で焦り始める魔帝メンバー。そんな中嶋川達は大牧に対し自分達を頼って欲しいと口にし………?
次回「俺達がいるだろ」
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