幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
光一、積牙と立て続けで主力が抜けた巫魔だったが、結果を見ればトリプルスコアで圧勝してしまった。巫魔は遂に爆速高校との対決を行う事に………!!


第39話 スピードに気をつけろよ

優「美矢、今日は良かったよ。公式戦初出場とは思えないレベルだった」

 

優は美矢に声をかける。

 

美矢「キャプテン………私はまだまだだ。それに、まだ相田には毛嫌いされているみたいだしな………」

 

だが、美矢は自身の力を自慢しなかった。いや、できなかったの間違いだろうか。すると、そこへ春香がやってきて………

 

春香「大丈夫よ。光一くんもなんだかんだいい人だから」

 

美矢に励ましの言葉をかける。言葉遣いや声色から、すっかり美矢を受け入れているようだ。

 

美矢「そうだといいんだが………」

 

美矢がそう呟いていると………

 

??「あっ、ここにいたか………!」

 

優達の元に友力のジャージを着た人物がやってきた。

 

優「修也………!」

 

優の前に現れたのは修也だった。

 

美矢「修坊………!」

 

これには美矢も驚いていた。

 

修也「………高校も教えずに何やってたんだよ。心配していたんだぞ………!」

 

修也は美矢を問いつめる。

 

美矢「いや………あの………うん………」

 

美矢が珍しくタジタジだった。

 

修也「ミドレーユ、すまないが高校での美矢姉の事を教えてくれないか?」

 

修也は、高校での美矢の事を問いかける。

 

優「うーん、長くなるし驚くかもしれないんだけど………」

 

優は修也に美矢の事を説明する。不良をやっていた事、明日香を怪我させたこと、優真を虐めていた事、実は2回留年してるなど諸々………それを聞いた修也は美矢の頭を掴むと、地面に叩きつけ………

 

修也「本っ当に申し訳ない!! うちのバカ親戚がほんとうに申し訳なかった!!」

 

申し訳なさそうに謝罪する。

 

美矢「痛い!? あ、頭割れる!!」

 

美矢は悶絶していた。

 

優「いや、まあうん………そこまでしなくても………気づかなかった僕もだし………うん」

 

優は修也の申し訳なさに同情すると同時に、過剰な行動に言葉を失っていた。

 

優「ま、まあ美矢が次に問題起こさないように僕が責任もって様子見てるからね。気にしないでいいよ」

 

優はそう説明する。だが、それを聞いた修也は………

 

修也「そ、そうなのか………!! 尚更申し訳ねえ………!!」

 

修也は再び頭を下げた。

 

優「いや、うん………(この情報は余計だったか………!)」

 

優は今の情報を教えた事を少し後悔していた。

 

修也「そのお詫びになるかは分からないが………俺からは爆速高校についてのアドバイスだ。爆速は全員速い。スピードに気をつけろよ………!」

 

修也は美矢の頭から手を離すと、爆速についてのアドバイスをしてその場を去った。

 

美矢「いてて………修坊め………」

 

美矢は頭を痛そうに押さえていた。一方、それを聞いた優は………

 

優「スピード………か」

 

次の相手、爆速のキーワードであるスピードという言葉が頭を巡るのだった………

 

 

 

修也と再会し、美矢の事を説明する事となった優。その謝罪代わりとして修也から爆速高校についてヒントを貰ったゆう達。果たして、このヒントは役に立つのか………?

To Be Continued………




次回予告
翌日、優達は練習そっちのけで昨年の爆速が行った試合を見ていた。爆速の選手達のスピードはとても恐ろしく、力豪や爆速以上なもので………!?
次回「どんなスピードしてんだよ」
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