魔帝は大牧以外の選手も攻撃に参加する基本の戦術で試合に挑む。しかし、大牧も見事な連携を見せ、フィニッシャーとして見事なチームプレイを見せたのだった………
春香「まだまだ! 気合い入れて押し返すわよ!!」
春香から美矢へボールが渡り試合再開。美矢がドリブルで上がっていく中、鮎川が走ってきた。
美矢「(8番が走ってきてるが問題ねぇ………!)光一!!」
美矢は光一へのパスでこれをかわす。
光一「おっしゃああ!!」
光一はそのままツーハンドダンクを狙いに行くが………
大牧「甘い!」
大牧が光一のダンクをブロック。零れ玉を天川が拾うと………
天川「莉奈!」
天川は鮎川にボールをパス。
鮎川「速攻!」
鮎川は速攻をかけてくる。
優「ディフェンス! 積牙! 春香!」
優達はまだ光一と美矢が戻れていない事から3人でのディフェンスを余儀無くされる。
鮎川「音美先輩!」
鮎川はスリーポイントラインの外にいる天川にボールを戻す。
天川「よーし! 行くわよ!」
天川はそのままボールを放った。
優「(スリー!? にしては距離が足りない………!)」
優は距離の足りなさを指摘し、ボールの落下地点を予測し、その地点へ走る。だが………
大牧「うおおおっ!!」
大牧は飛距離の足りないボールの方へ走ってジャンプ。空中でボールをキャッチした。
優「(アリウープ!? マズイ出遅れた………! 飛んでも間に合わねぇ!!)」
優は奇襲のアリウープに対応出来なかった。
積牙「止める!!」
辛うじて積牙がディフェンスの為に大牧に向けてジャンプ。しかし勢い余って大牧とぶつかってしまい、大牧のパワーを前にあっさりと弾き返された。
優「積牙っ!!」
これにより審判の笛が鳴り響く。そして大牧はアリウープをそのまま沈めてしまった。
審判「………バスケットカウント、ワンスロー!!」
審判は積牙のファールをコール。スコアは67vs76へと動くばかりか、積牙の4ファールが宣告された。
三影「せ、積牙が………4ファール………!!」
鬼ヶ島の三影はこの状況に驚いていた。
積牙「はあっ、はあっ………」
積牙は苦しそうに息を吐く。
芽衣「ここで積牙くんがファール………絶望の4ファールだね………」
芽衣はこれを絶望の4ファールと称した。ゆうかもこれはまずいと考えて交代をしようとベンチを立ったが、ゆうかに視線を向けた優は首を横に振った。
ゆうか「(優くん………積牙くんを下げる事に反対しているの………?)」
ゆうかは首を傾げる。そして優は積牙に近づき、彼の首元に右腕を回す。
積牙「………!!」
積牙は優に怒られると考えていた。
優「………まだ頑張ってもらうぞ」
優は一言だけそう呟くと前へ走った。それを聞いた積牙は驚きのあまり言葉を失い、ただ荒い息遣いを零す。一方、優は何故か観客席の方へ視線を向けていたのだった………
魔帝が息を吹き返してきた上に積牙が4ファールを犯してしまう絶望展開に………果たして、巫魔の命運は………!?
To Be Continued………
次回予告
積牙は4ファールの重圧で精神的に押し潰れかける。だが彼を救ったのは意外な人物達だった………
次回「誰だアイツら」