優の異常な様子はゆうかすら引かせるものだった。しかし、ゆうかは優の覚悟を読み取って、試合に戻すのだった………
観客「うおおおっ!! 優が試合に戻ってきたぞ!!」
観客達は優の帰還に喜んでいた。
修也「ミドレーユ………!? 正気か!?」
しかし、各校の選手達は驚いていた。優の足の負傷は明らかであり、本来なら試合に戻るべきでは無い。この会場にいるバスケット選手の誰もが首を傾げていた。
美矢「キャプテン………大丈夫なのか!?」
美矢や光一、積牙の3人は驚いていた。
優「説明は後だ。今はこの7点差をひっくり返す」
優はそう言うと、コート下にあるボールを拾う。美矢達は心配が隠せずにいたが………
春香「3人とも! ここをひっくり返すわよ! この試合が終わったら優さんは必ず病院に連れて行くから!!」
春香はそう言って美矢達を集中させる事に。
優「………手厳しいな。まあでも、頼りになる………な!」
優はそう言うと春香にボールをパスし、春香がドリブルで運んでいく………
大牧「優には俺が付く! お前達はマンツーマンで付け!」
大牧は優をマーク。魔帝はマンツーマンディフェンスで様子を見る事に。
大牧「………優。俺はお前みたいな奴を見た事がねぇ。はっきり言ってイカれてやがる」
大牧はそう言って自身の内情を調査する。
優「………かもしれませんね。僕の内情は異常かもしれない。まともな頭をしてるなら足を怪我したら試合には戻らないでしょうね」
優はブツブツと呟く。大牧は首を傾げ続けていたが………春香は隙を突き、一瞬のアイコンタクトで優にパスをする。優は迷わずスリーを放った。
大牧「あっ………!」
大牧は完全に隙を突かれてしまった。そして優が放ったスリーは見事に炸裂し、スコアは75vs79に詰め寄った。
優「………1つ言える事はある。怪我がなんだ。僕は最後まで戦う。それだけは確かな事だ!!」
優はそう言い放ち、ディフェンスへと戻る。大牧は驚いていたが………
大牧「………分かったよ。なら、俺がやる事は全力でお前を倒す………それだけだ!!」
大牧はそう言うと………
大牧「パスくれ!!」
大牧はパスを要求。天川からのパスを受けた大牧は、全力を持ってドリブルする。
大牧「お前等の息の根を止めてやる!! くらえ!!」
大牧はそう言うと優と1vs1の場面を作り、ダンクを狙う。
湯津「大牧の奴………{破壊のダンク(デストラクションダンク)}を使ったのか!?」
大牧の様子からそれが必殺のダンクだと察する湯津。
優「………止める!!」
優は右手で真正面からボールを捉えた。しかし、大牧は力技でゴールに押し込もうとしていた。
湯津「ああっ!! 大牧の方が勝つのか!?」
湯津は大牧の優位を感じていた。しかし、大牧の力は途中で押し止められた。
大牧「(な、なんだ!? 優の力が………重い………!?)」
大牧は優の力を重く感じていた。
優「皆の思いを背負ってるんだ………負けてたまるかよ!!」
優はそう言い返すと力づくでボールを押し返した。押し返したボールはコート外に転がり………
審判「アウトオブバウンズ! 白ボール!!」
魔帝ボールとなってしまうが、大牧は自分のダンクが止められた事に驚いていた。
大牧「(………コイツの中でブーストがかかっているのか………!? だとしても………今の力はなんなんだ………!?)」
大牧は優の力強さに頭がついていけない様子を見せていたのだった………
優の怪我を心配する様子を見せる面々がいる中、優は試合の流れが大きく変化した。果たして、優はこのまま逆転を引き寄せてしまうのか………!?
To Be Continued………
次回予告
逆転を目指す巫魔は残りの時間で勝つ為に慎重に攻める事に。そして、巫魔側は24秒バイオレーションギリギリにおいて………!?
次回「絶対取るぞ」