最後の1ゴールを目指して互いに激闘を繰り広げる。試合時間は無くなっていき、魔帝が逃げ切り勝ちをすると思われたその時に、優が決めた{究極のアリウープ(アルティメットアリウープ)}によって逆転勝利をして見せたのだった………
試合が終わり、両チームが整列。魔帝側は負けた事に驚き言葉を失い、涙を見せていた。そして、大牧も複雑な心境を抱えていた。
大牧「………まさか俺を倒したのが良太じゃなくお前になるなんてな………予想してなかったよ………」
大牧は負けるとは思って無かったようであり信じられない様子でそう呟いていた。
大牧「………ただ、これでハッキリした事もある………お前は俺にとって………もう1人のライバルだ………!!」
だが、同時に大牧は優をライバルとして認めた。それを聞いた優は驚きつつも………
優「それは………とても光栄な事です………!!」
優は嬉しそうな様子でそう言葉を返した。そして大牧は………
大牧「左足をやっちまったのは悪かった。それも謝らせてくれ………!!」
大牧は優に対し、怪我をさせてしまった事を詫びた。
優「大丈夫ですよ。そうかからないうちに治してみせますから!」
優は特に気にしていない様子を見せる。それを聞いた大牧は………
大牧「お人好しだな………でも、ありがとうな………!」
大牧はそう言うと、優に対し手を伸ばした。
優「………こちらこそ、ありがとうこざいました………!」
優は大牧に対して手を伸ばす。2人が握手を交わすのを見た観客達は拍手を送った。優達巫魔の優勝には、観客席の修也達も喜んでおり………
修也「ミドレーユー!! 優勝おめでとうー!!」
優に対し賞賛の声を上げた。そしてそれは、優達を応援しに来てくれた赤薔薇達や高柴達、各校のライバルも同じだった。
湯津「いい試合だったぜー!! 巫魔ー! 魔帝ー!」
湯津も両チームを褒め讃えていた。そして、ここで口を開かなかった戦記も内心ではかなり感心した様子を見せており………?
戦記「(ここしばらくで試合に対し全国からの観客が大きく盛りあがったケースは、俺達の試合以外では珍しい事だな。無論、要因の1つには魔帝が関係しているのだろうが………他の要因には、優達巫魔が大番狂わせを見せた事があるだろうな。全国からすれば無名であったチームが、最強の相手を倒して全国を制覇して見せた………ある意味夢物語のような話だが………それを成し遂げた奴等が今目の前にいる………これを認められない奴はいないだろう………俺も含めな………!!)」
心の中で巫魔の強さを認め、無言のまま拍手する様子を見せたのだった………
魔帝を倒し、念願の全国制覇を成し遂げた優達巫魔。これにより、優達巫魔の激動の高校バスケ大会は終幕を迎えたのだった………
To Be Continued………
次回予告
大会から1ヶ月。優は足の怪我が完治し、練習に再び顔を見せた。そんな彼に対しとある人物達が訪れてきて………!?
次回「君達に話がある」