試合終了後、優達は修也と出会い、美矢の事を説明する事に。修也から美矢の悪行を謝られ、その代わりに爆速についてのヒントを与えてくれたのだが………
翌日。この日は祝日で学校は休み。本来なら練習日なのだが………
優「うーん、やっぱり速い。どんなスピードしてんだよ、コイツら………」
優と春香が練習そっちのけで、去年の爆速高校の試合を部室で見ていた。
ゆうか「こーら、優くんに春香ちゃん。いったい何してるの?」
あまりに練習へ来ない2人に、ゆうかは直接部室へやってきた。
優「監督。勝手にサボってすみません。ただ、昨日試合後に修也と会いまして………爆速のスピードに気をつけるよう警告されたので、去年の爆速の試合を見ていました。曲がりなりにも全国出場チームですからね、爆速は」
優は謝罪と同時に爆速のビデオを見ていた事を説明。それを聞いたゆうかは………
ゆうか「そうね。今年も全試合100点ゲームで全勝してるみたいだし………試合は次の日曜日。プランを組み立てないといけないわね。相手は全国区だし」
優の説明から、分析と作戦も必要と考えた。
春香「しかし、どうしましょうか………ビデオを見ただけで分かりますが………爆速はまるで美咲ちゃんを5人同時に相手しているかのようなスピードのチームでして………今から走り込みをしても絶対に間に合わないレベルのチームなんです」
しかし、春香の説明から、爆速選手に走力によるスピードで対抗するというのはほぼ不可能に近い。
ゆうか「そう………となると、うちのジョーカーをそろそろ切るべきかしら」
それを聞いたゆうかはそう言って考え込む様子を見せた。
春香「ジョーカー………ですか?」
春香が首を傾げながらそう問いかける………
ゆうか「もう練習に行きなさい。ビデオ分析も大事だけど、まずは練習あるのみよ」
しかし、ゆうかはここで話を打ち切り、優達2人へ練習に行くよう促した。
優「分かりました。行こうか、春香」
優はそれに文句1つ言わず、春香と共に練習へ行く事を決めた。
春香「はい」
優の言葉を聞いた春香もまた、練習に行く事を決め、2人は体育館に向かって走り出した。ゆうかは2人を見送った後、近くのパイプ椅子に座り、腕と足を組むと………
ゆうか「(この学校で唯一バスケ選手としての情報が知られていないのはただ1人………影美優真ちゃんだけ………彼女のスキルはまだたった1ヶ月の初心者とは思えない脅威のもの………恐らく、彼女のあの技術が………爆速戦攻略の鍵となるわ………)」
唯一公式戦記録も、バスケ選手としての記録も無い優真が、爆速戦攻略の鍵となる事を考えていたのだった………
迫る爆速戦を前に分析を始める優達。果たして、爆速に対しての有効打はあるのか………!?
To Be Continued………
次回予告
優真の力は初心者とは思えない程急速に成長し、簡単なゲームにおいても、節々で活躍が見れるようになってきた。それを見た優は優真に対して大きな期待を見せ………?
次回「初心者とは思えない成長だ」