魔帝の選手達は敗れた事に信じられず、涙を見せていた。だが、大牧は複雑な心境の中で、優をライバルと認めたのだった………
それから1ヶ月経った、巫魔高校では………
春香「足、治ってよかったですね」
春香がバッシュの入った袋を持ちながら、優に声をかける。
優「別に骨折じゃなかったからな。それに、この前シュガーから手紙が来てたしな。大会を優勝した時の約束………シュガーが入ったバスケチームと勝負するって約束をさ」
優はそう言って、県大会決勝リーグ時に、巫魔の強化に大きく協力してくれたシュガーの事を話題に上げる。
優「ウチのような弱小校が、とうとう外国のチームと戦えるんだ。尚更足を治さない訳にはいかないだろ?」
優曰く、シュガーが所属するチームとの対決が楽しみなようだ。
春香「それはそうですね。でも、どこのチームなんでしょうか………シュガーちゃん、チーム名だけは教えてくれませんでしたからね………」
春香は、シュガーが所属するチームを教えてくれなかった事に首を傾げていた。2人がそんな会話をしながら体育館に向かっていると………
ゆうか「あっ、いたいた。優くん、春香ちゃん」
巫魔監督のゆうかがやってきた。
優「監督! どうしたんですか?」
優がゆうかに疑問を投げかけると………
ゆうか「ちょっと来てもらえるかしら?」
ゆうかは何も言わずに2人に来るよう依頼し、校舎の方へ向かう。優と春香は顔を合わせると首を傾げ、ゆうかについていくのだった………
優達は学校内の空き教室に連れて行かれた。そして教室の中に入ると、そこには………
優「………! 貴方達は………魔帝の三浦監督と守城の夢流監督………!?」
魔帝の監督三浦と守城監督の夢流だった。更に………
美矢「おっ、キャプテン達も来たか」
同時に、美矢、光一、積牙、優真の4人も呼ばれていたようであり、席についていた。
優「皆も………!」
優もこれには驚いていた。そしてゆうかに促されるままに座らされると………
三浦「………急に呼び出してすまないな。だが、今回は君達に話がある。それもかなり重要な話だ」
三浦はそう言うと………
三浦「今度、デビルグループが主催する世界規模の大型大会がある。それに対する全ニホンチームに参加して欲しい訳だ」
優達に全ニホンチームに参加する事を求めた。
優「デビルグループ………!? あの世界規模のグループか………!?」
優は驚く様子を見せていた。
優真「デビルグループなら聞いた事あります。でも、スポーツ大会までやってたんですね………」
優真でも知っている大手グループだが、スポーツ大会を開催した事に驚いていた。三浦はそう考えると………
三浦「………詳細は1週間後に話す。参加するチームメンバーや、大会の詳細について」
三浦はそう言うと、優達に後日詳細を明かす事を告げたのだった………
全国制覇を成し遂げた巫魔にやってきたのは、世界規模の新たな戦いだった。果たして、デビルグループが開催する大会とはなんなのだろうか………!?
第一部・完………
To Be Continued………
後書き(第一部編)
はいどうも、中の人です。まさかの1年以上、本作の初投稿も含めると2年以上の期間がかかりました『幻想籠球録』の第一部が完結です。そうです、まだ世界編があります。これでいつ完結するかまた分からなくなりました(笑)。ただ、なんとか完結に持ち込めるようには頑張ります! 今回はあくまで途中という形の後書きなので特別なお話は特にないです。ですが、読者の皆様がこれからも『幻想籠球録』を読んでくださる事だけを期待して、この後書きを終わりにしたいと思います。最後に次回予告だけどうぞ!
次回予告
1週間後、優達は指定された集合場所である守城高校にやってきた。そこで優達は思わぬ再会をする事に………!?
次回「全ニホンチームだ」