幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
1ヶ月後、足の怪我が完治した優と春香が練習に向かおうとする中、ゆうかによる呼び出しで、優達は魔帝監督の三浦と守城監督の夢流と対面。彼等からは新たな世界大会に向け、全ニホンチームのメンバーとして優達6人に参加を要請しに来たのだった………


第二部世界編 第1章 地獄スタートの全ニホン代表!?
第401話 全ニホンチームだ


三浦達との対面から1週間後、優達は指定された場所として、守城高校へやってきた。

 

美矢「なあキャプテン。私達が全ニホンチームのメンバーに召集された話は本当に信じていいのかね?」

 

美矢はまだどこか信じられない様子で優に問いかけた。

 

優「さてね。まあでも全国トップの監督2人から呼ばれた以上は行くしかないだろ」

 

優はそう言って、体育館の方へと向かう。するとそこには………

 

湯津「おっ、巫魔の面々じゃんか」

 

守城のC湯津がおり、その近くにはGの山野もいた。

 

優真「湯津さん………!! それに山野さんも………!」

 

優達は湯津達との再会に嬉しそうな様子を見せる。

 

湯津「ほらほら入れ入れ。中で皆待ってるぞ!」

 

湯津はそう言うと、優達を体育館の中に引き入れた………!

 

 

 

そして体育館に入ると、中には全国大会で激闘を繰り広げたチームの一部選手達が体育館に集まっていた。

 

戦記「来たか、お前達」

 

体育館に入ってすぐ、戦記と対面した。

 

優「良太さん! お久しぶりです」

 

優は戦記に挨拶をする。なお、この頃から優は戦記を初め、対戦し仲の良くなった相手を名前で呼んでいた。

 

戦記「どうやら足は治ったみたいだな。お前の怪我の完治が間に合ってよかった」

 

戦記は優の足が治った事に、安堵していた。そしてそこへ………

 

大牧「おおっ! 優! 巫魔の連中! 久しぶりだな!」

 

同じく召集されていた大牧も会話に混じってきた。

 

優「大河さんまで………!」

 

優は大牧の登場に驚いていた。

 

大牧「全ニホンの代表と聞いてどんな奴が来るのかと思っていたが………お前達が召集されたなら安心だな!」

 

大牧はそう言うと、優の頭をわしゃわしゃと撫でてきた。

 

優「あはは………」

 

優は、頭を撫でてくる大牧の力の強さから、思わず苦笑いになっていた。そして更に………

 

修也「ミドレーユ!」

 

修也、アリサ、芽衣と優の親友達も駆け寄ってきた。

 

優「皆! 君達も召集されたのか………!」

 

優は嬉しそうな様子で、修也達との再会と、同じチームメイトとなる事を感じていた。

 

芽衣「友力は、私達とキャプテンが召集されたんだよ」

 

芽衣曰く、彼女等だけでなく、友力キャプテンの身軽も召集されたとの事らしい。

 

積牙「身軽さん………ファールトラブルに嵌められた過去があるからなんだか苦手意識が………」

 

積牙は身軽の事を聞き、思わず苦手意識を見せていた。

 

三影「積牙!!」

 

そんな中、鬼ヶ島高校の三影が積牙に声をかけてきた。

 

積牙「三影さん………!?」

 

積牙は驚く様子を見せる。

 

十原「こらこら三影。おっと、優くん達、久しぶりだね」

 

そして直後に同じく召集されていた十原もやってきた。

 

美矢「十原清九郎………!」

 

巫魔との対決で大きく活躍していた2人もまた今回、召集されたようだ。

 

アリサ「全く、癖の多いメンバーが集まってるね………」

 

アリサはメンバーの癖の強さにそう呟く。そして優と修也は顔を合わせると………

 

修也「また一緒に戦えるな、ミドレーユ!」

 

修也が嬉しそうな様子を見せながらそう呟く。優もそれに頷くと、修也と手を組み合った。

 

優「そうだね、修也!」

 

優も中3以来の共闘を嬉しそうにしていた。

 

風夏「優さんと修也さんの共闘、とても面白そうですね」

 

そんな2人に、蜜柑高校の風夏と奥泉高校の琴乃がやってきた。

 

優「風夏………! それに琴乃さんまで………!!」

 

優は2人とも再会出来た事を喜んでいた。

 

琴乃「しかし、全ニホンメンバーは驚きの人選ね。巫魔からは優くん達6人、友力からは4人、魔帝の大牧さん、守城は戦記さんと湯津さんと7番ちゃん、鬼ヶ島は十原さんと2年生の子、蜜柑は風夏ちゃん、奥泉からは私。この18名が代表メンバーって事かしら?」

 

琴乃は首を傾げながらそう呟く。

 

??「俺達を忘れてもらっちゃ困るぜ!!」

 

突如、聞き慣れた声が聞こえた。優が声の聞こえた方を見ると、そこには2人が立っており………

 

優「………!! 滝川秦さんに速野信太さん!!」

 

その2人は、茨城で巫魔としのぎを削った滝川と速野の2人が立っていた。

 

速野「久しぶりだな、優。俺と滝川は今回特別枠としての召集だそうだ」

 

速野はそう言って、自分達の召集理由を口にしていた。

 

光一「特別って事は、戦力的には端くれって所か?」

 

光一はそう言って空気の読めない発言をする。それを聞いた速野は怒る様子を見せると………

 

速野「黙れ、大牧と湯津の補欠」

 

そう言って、光一を煽り返した。

 

光一「なんだと!?」

 

光一はムキになって殴りかかろうとする。

 

優「止めろ光一、馬鹿野郎………!!」

 

優は巫魔メンバーの選手達と共に光一を羽交い締めにして抑え込む。光一の様子に速野は呆れた様子を見せていた………

 

 

 

そのような形で優達が再会を喜ぶ会話を続けていると………

 

三浦「………集合!!」

 

監督の三浦は選手達を集めた。

 

三浦「代表に選ばれた皆、良く来てくれた。私が全ニホン監督を務める事になった、魔帝高校監督の三浦亮二だ。よろしく頼む」

 

三浦は選手達を集めた後に自己紹介をする。次に、夢流が1歩前に踏み出すと………

 

夢流「そして私が守城監督の夢流真矢です。全ニホンチームではコーチを務めます。よろしくね」

 

三浦に続いて挨拶をする。

 

三浦「そして………今回全ニホンではマネージャーも召集した。まず1人目、入りなさい」

 

三浦は続いてマネージャー紹介をする。最初に入ってきたのは………

 

結衣「初めまして! 巫魔高校でマネージャーをしています、朝顔結衣です。全ニホンチームのマネージャーをさせていただきます。よろしくお願いします!」

 

巫魔のマネージャーである結衣だった。どうやら彼女も引き続き優達をサポートしてくれるらしい。

 

三浦「そしてもう1人………入りなさい」

 

三浦の話ではもう1人いるようであり、その1人も入ってきた。するとその1人の顔を見た優と春香、そして修也達3人は驚く様子を見せた。何故ならもう1人のマネージャーというのが………!?

 

春香「つ………椿さん!?」

 

なんと、春香の中学時代の同級生の椿だったからだ。

 

椿「初めまして。白宮高校の牡丹椿です。よろしくお願いします」

 

椿はお淑やかな様子で挨拶をする。

 

三浦「本当はまだあと1人全ニホン選手がいるのだが………その1人だけは諸事情でまだ合流出来ない。その為、しばらくは19人で頑張ってもらうぞ。そしてこれを自覚しろ。君達は、全ニホンチームだ………!」

 

三浦はそう言って、優達20人の選手を全ニホンメンバーとして迎え入れるのだった………

 

 

 

優達19人の選手達による全ニホン代表チーム。これまで敵だった選手達が手を組んだ夢のチームは、果たしてこの先来たる外国チームとの戦いを打ち勝つ事は出来るのだろうか………!?

To Be Continued………




次回予告
全ニホン代表チームが決まり、まずは全ニホンのキャプテンを決める事になった。だが、このキャプテン決めが思った以上に割れる事となり………!?
次回「キャプテンに相応しいのは」
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