幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
守城高校の体育館に集まる全ニホン代表の選手達。その代表に選出された選手達は、かなり強力な選手達の集まりであったのだった………


第402話 キャプテンに相応しいのは

三浦「………さて。まず君達全ニホンチームに決めてもらわねばならない事がある。それはこのチームのキャプテンを決める事だ。ここにいる選手達の多くは全国クラスの実力者の集まりだ。その為、キャプテンを私や夢流コーチだけで決めるのはあまり好まない事だ。そこで、君達で話し合って決めてくれ」

 

三浦が全ニホンチームに課した最初の課題は、キャプテンを決める事だった。

 

湯津「キャプテンか………この中でキャプテン候補になりそうなのは………戦記、大牧、十原、それに優くんか」

 

湯津はキャプテン候補になりそうな人物を4人選出した。すると湯津が候補に挙げた戦記が突如1歩踏み出すと………

 

戦記「先に言っておく。俺はキャプテンをやらん」

 

戦記は真っ先にキャプテンをやらない事を宣言した。

 

琴乃「………意外ですね」

 

琴乃は思わずそう呟いた。

 

戦記「俺は副キャプテンならやると言えるが、キャプテンはやらん。俺の中では、このチームの中で俺以上に相応しい奴がいると踏んでいるからな」

 

戦記は自分以上に相応しい者がいると言って、キャプテンはやらないと決めたようだった。

 

優「じゃあ副キャプテンならやってくれるんですね? 僕は良太さんがチームを引っ張る上で重要な位置に立っているべきだと思います」

 

それを聞いた優は副キャプテンを戦記がやるよう提案した。

 

修也「それは俺も異論無しだ。戦記良太の実力やチーム指揮能力はニホンの中で群を抜いている。皆も反対意見はねぇよな?」

 

修也は優の意見に乗った。そして、戦記が副キャプテンになる事は誰も反対しなかったので、そのまま戦記が副キャプテンに決定した。

 

大牧「良太が副キャプテンなら、キャプテンは俺しかいねぇよな!」

 

そんな中、大牧がキャプテンとして立候補した。それを聞いた十原は………

 

十原「まあ、俺がキャプテンやるよりは大牧の方がいいだろうね」

 

そう言って、キャプテン候補から自然と外れた。

 

優「僕もキャプテン候補は………」

 

優もそれを受け入れようとしたその時だった。

 

修也「ちょっと待った!! キャプテンに相応しいのはミドレーユだろ!!」

 

なんと修也が、優の方が相応しいと言い出したのだ。

 

優「しゅ、修也!?」

 

これには優も当然驚いていた。そして大牧はそれを聞き………

 

大牧「なんだと!? 確かに優はキャプテンやってたのは知ってるけど………ここは俺の方がいいだろ!?」

 

修也に対して反論を呟いた。

 

優「落ち着いてください大河さん! 修也も止めろって!!」

 

優は慌てた様子で仲裁に入った。ここで修也と大牧の対立が起きたのだが………

 

美矢「私も、キャプテンに相応しいのはコイツだと思ってる。」

 

美矢はそう言って優の肩に腕を回し、優をキャプテンに推薦した。

 

優「美矢まで何を言ってるんだよ!?」

 

優は、どうして大牧を押さえてまで自分をキャプテンに押しあげようとしてくるのか分からずじまいだった。

 

戦記「………落ち着けバカ共。取り敢えず全員の意見を聞こう。話はそれからだ………」

 

戦記が会話の仲裁に入った事で、全ニホン選手全員が、誰をキャプテンに決めるか、その意見を聞き合う事となったのだった………

 

 

 

キャプテンを決めるという最初の課題で思わぬ対立を引き起こす事になった全ニホンチーム。果たして、キャプテンは誰に決まるのか………!?

To Be Continued………




次回予告
大牧と優のどちらを推薦するか。その意見は大きく割れる事になった。しかし、優はこの対立を止めようとある事を言い出し………?
次回「意外な割れ方だな」
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