全ニホンチームが対峙するのは、アメリカストリートバスケの最強チーム、スターデビルだった。そんな中、スターデビルキャプテンのメイヤは優との会話を経て、彼に目にかけるのだった………
その後、スターデビルもアップを済ませた後、守城のバスケ部員が体育館を掃除する中で、両チームが準備をしていた………
全ニホンベンチ………
三浦「今回の相手チームは間違いなくアメリカでも最強格のチームだ。そこで、私がこの試合で計るのは、あくまで今のこのチームのレベルだけだ。好きなようにやるといい」
この試合で監督の三浦は特別な指示はしなかった。
三浦「では、スタメンを発表する。PG戦記良太、SG山吹琴乃、SF十原清九郎、PF天野修也、C大牧大河、以上だ」
三浦が告げたスタメンは戦記、琴乃、十原、修也、大牧。優は選ばれなかった。
アリサ「あーあ、友力からはシューヤだけかー」
アリサは残念そうな様子を見せる。
芽衣「仕方無いよ。でも、私達だって出番は回ってくると思うし、試合をしっかり見ようよ。ね?」
芽衣は優しくそう呟いた。そんな中、優はスタメンに選出されなかったにも関わらず、スターデビルのベンチを見ていた。
芽衣「ミドレーユくん?」
芽衣は優がスターデビルのベンチを見ていた事に首を傾げる。
優「………この試合、よくもまあ相手さんが受けてくれたものだよな」
優が呟いたのは、まるで相手が好意で受けてくれたと言わんばかりの様子だった。
アリサ「なんでそんな事を言うの? それじゃあ、私達が仕方無く相手されてるよーなものじゃない」
アリサは不服そうにそう呟く。
優「まあ言い方は悪いと思ってるよ。でもさ、相手はアメリカのストリートバスケ最強格だよ。ニホンの選手全員を動員したからと言って必ず勝てるとは限らない。寧ろ、巫魔だけなら土俵に立つのも精一杯かなって思うよ」
優はそう呟く。その言葉を聞いた芽衣は何かを察した。
芽衣「………相手の方が格上って言いたいのかな?」
芽衣はそう呟く。それを聞いた優は肯定の言葉も否定の言葉も無いままスターデビルのベンチを見ていたのだった………
一方、スターデビルベンチでは………
メイヤ「………あの彼、互いにベンチへ行ってからずっと私達の方を見てるわね」
優の視線についてメイヤが言及していた。
シュガー「ミドレーユは割と観察するタイプだよ。多分、うちのチームのレベルに気づいているんじゃないかな」
シュガーはそう言うと、バッシュの紐を結んでいた。それを聞いたメイヤは目元を左手で押さえて、思わず笑い出した。
メイヤ「………私の観察眼は間違いじゃなかった。シュガー、面白い友達を持ってるじゃない………!」
メイヤはそう言って羽織っていたジャージを脱ぎ捨てると………
メイヤ「今回の作戦はいつも通り。私、フリエ、シュガーで点を取りまくる。100点でも200点でも取る。ニホンチームを潰すわ。徹底的にね………!!」
メイヤは全ニホンチームを潰す気満々な様子で試合へと向かうのだった………
スターデビルは優が察していたように格上のチームであり、その事には優以外、誰も気づいていなかった。果たして、全ニホンはこの試合でどのような展開を見せつけられるのだろうか………!?
To Be Continued………
次回予告
試合が開幕し、先制点を狙う全ニホン。しかし、スターデビルキャプテン、メイヤ・デビルは最初から動き出し………!?
次回「格の違いを見せてあげる」