幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
必殺技戦術を続行する全ニホンチームだが、必殺技はメイヤに尽く止められてしまう。これにより、全ニホンチームは追い詰められる事態となってしまうのだった………


第411話 打つ手は無いのか

必殺技戦術が返り討ちに終わった事で、第2Qも押される流れとなってしまった。戦記や大牧が必死に抵抗するものの、メイヤの圧倒的な実力を前には、苦戦を強いられていた。

 

メイヤ「はあっ!」

 

そして、メイヤが第2Q残り時間30秒のタイミングで、ミドルシュートを沈めた際には18vs38と20点差を付けられていた。

 

優「(ここに来て20点差は重すぎる………)………皆、落ち着いて!!」

 

優はベンチから声をかける。戦記は優の言葉を聞くと………

 

戦記「………ここは何とか1本取るぞ。時間いっぱいを使ってな」

 

戦記は守城で主な戦術としていた、じっくりと1本取る戦術に舵を切る。アリサから戦記にボールが渡ると、戦記はゆっくりと前へ進む。

 

戦記「(優の言う通りだ。こういう場面だからこそ落ち着いて点を取る………!)」

 

戦記は冷静な様子で戦術を組み立てていた。戦記の前にはアマが立ちはだかるが、戦記は冷静な様子でアマをドライブでかわした。

 

戦記「大河!」

 

戦記は大牧にボールを回す。しかし、メイヤは滝川を抑えつつ、それでも視線は大牧に向いていた。

 

戦記「(………警戒されている………)………大河! 一旦戻せ!!」

 

戦記は大牧にボールを戻すよう指示。しかし、大牧は聞き入れずにそのままシュートに向かった。

 

戦記「ば、バカ待て!!」

 

戦記は慌てて静止するが、大牧は聞き入れない。そして、こうなればメイヤは普通にディフェンスで大牧のシュートをブロックした。そして、零れ玉を拾うと………

 

メイヤ「速攻!!」

 

メイヤは速攻を仕掛けた。

 

戦記「ぐっ!」

 

戦記がディフェンスを狙い、ボールに触れるが、メイヤは力づくで戦記を吹き飛ばした。

 

戦記「何っ!? ぐああっ!!」

 

戦記は指を持っていかれるような感覚に襲われて倒れた。

 

優「良太さん!!」

 

優は焦る様子を見せる。そうこうしている内に、メイヤはインサイドに入り込んでいた。大牧が後ろからスティールを試みるが、メイヤはボールをパス。パスの先にはフリエがノーマークで立っており、綺麗なスリーポイントシュートを放ち、ゴールへ沈めた。

 

春香「パスからのスリー………しかも、かなり綺麗なシュート………!!」

 

春香は、フリエの綺麗なスリーポイントシュートに目を奪われていた。それと同時に、倒れていた戦記は、先程力づくで突破された際に右手の指が赤く腫れていたようであり、右手を押さえて立てないようだった。そしてそのまま第2Qが終了した。

 

優「………あの様子だと良太さんは指を怪我をした………ここで良太さんが怪我するなんて絶望だ………もう打つ手は無いのか………!?」

 

優は目の前の光景に絶望する様子を見せたのだった………

 

 

 

20点以上の差をつけられるばかりか、戦記の負傷という最悪のパターンが訪れてしまう。果たして、全ニホンチームはこのまま敗れてしまうのだろうか………!?

To Be Continued………




次回予告
戦記は突き指の負傷をしてしまい、最早この試合には出られなかった。そんな中、戦記は優に後を託す様子を見せ………!?
次回「お前に託す」
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