優からのパスを受けた春香のスリーで更に追い上げる全ニホン。メイヤは優のプレイを見て、彼が本物である事を察した。そして、フリエの方も春香へ目をつけ始める様子を見せたのだった………
スターデビルの攻撃。アマはシュガーへボールを回し、シュガーは跳躍と共にシュートを放つ。しかし、そこに優が走ってきて、大きな跳躍と共にボールへ手を伸ばして触れると、そのまま地面に叩き落とした。
シュガー「あれっ………?」
優が追いついてきた事にシュガーは首を傾げていた。零れ玉を修也が拾うと、既に春香が前へ走っていた。
修也「よし! 頼むぜ春香さん!!」
修也は春香に向けてボールを投げる。しかし、春香が前に進んでいた所にフリエも走ってきて、春香がパスを受けた時にはもう目の前に立ちはだかっていた。
優「(あの5番、戻りが速い………!!)」
春香の速攻があっさり潰された事には優も驚いていた。しかし、春香は冷静にシュート体勢に入ると共に膝を沈み込んだ。
フリエ「(先程のスリーは見事でしたが………貴女が飛ぶタイミングは膝を見れば分かる………! )」
フリエは先程の春香のスリーで、春香の動きを見抜いていた。そして、春香が跳躍したタイミングにおいて、フリエも大きく跳躍してきた。
アリサ「高い………!! (元々あの5番が190cm近い背を持っている上に、そこから更にジャンプされたらハルカでもシュートコースが大きく制限される………!!)」
フリエは女子選手とは思えない身長188cmの選手であり、春香に身長で30cmの優位を持っていた。更にそこから跳躍を加えられた事で、春香のシュートコースは正面においてほぼ封殺された。
春香「生憎ですが………私の3P対策なんて何十回と見せつけられたものでして………はあっ!」
しかし、春香は構う事無くシュートを放つ。春香が放ったシュートは真上から飛んでいき、フリエの高身長すらかわした。
フリエ「なっ………!? (ブロックをかわすために真上から放り投げた………!? 普通、スリーで真上に撃つ選手はまずいない………そんな事をしたってゴールへの距離が足りなくなるだけ………しかし、彼女は天高く放り投げる事でボールが前に進める距離を稼く事でその弱点を攻略している………ここまで数多くのシューターを見てきましたけれど………こんなシューターは見た事が無い………!!)」
フリエは春香のシュートに驚いていた。そして、春香の放ったボールは綺麗にゴールへ落下してリングに沈んだ。
芽衣「{無敵のスリーポイントシュート(インビンシブルスリーポイントシュート)}………!!」
春香が決めた必殺のスリーにより、全ニホンはまたしても3点を返して見せた。スコアは26vs41。相変わらず点差は離されたままだが、優と春香のコンビによる連続得点で、全ニホンにも希望が見え始める。そんな中、フリエは春香に対して口を開いた。
フリエ「………ハルカ・シロミヤ。私は貴女程のシューターを見た事がありません。それ故に………貴女をここで徹底的に潰して差し上げましょう………!!」
それは春香に対する宣戦布告であり、フリエの闘志が大きく燃え上がった瞬間でもあったのだった………
春香の{無敵のスリーポイントシュート}を目の当たりにしたフリエは、本気で春香を潰す事を決めた。試合の流れを取り戻そうとする優と春香の2人が目をつけられた光景に、果たして全ニホンチームは対抗出来るのだろうか………!?
To Be Continued………
次回予告
春香に闘志を着火させられたフリエは、お返しとばかりに必殺のスリーを放つ。それは、相手にブロックすらさせない程のものであり………!?
次回「凍てついたようなシュート」