インターバルにおいて優は戦記とメイヤについて会話をし、その中でメイヤが本気では無い可能性を悟る。そして、2人は今後の課題を見つける為の動きを見せるのだった………
インターバルが終わり、第4Qが始まろうとしていた。
優「(………マジで息切れしてない。羨ましいスタミナと余裕を持ち合わせているな………)」
優はそう言って、目の前に立つメイヤに視線を向ける。そして、スターデビルボールで試合が開始した時、アマからメイヤにボールが渡る。
メイヤ「私達を相手に一桁差にまで追い詰めたのは久しぶりだよ。その褒美と言えるかは分からないけど………本気の片鱗を見せてあげる」
メイヤはそう言い放つ。優にとってメイヤの赤い目がまるで光ったように見えた次の瞬間、メイヤは一瞬にして優の前から消えた。
優「なっ………!?」
優は何が起こったのか分からない様子を見せていた。
大牧「ぐっ………! 俺が止める!!」
大牧はメイヤの様子を目にし、すぐさま100%の力を出してメイヤの元へ走る。
メイヤ「………へぇ。アンタも自分の力を100%引き出せる訳か。でも、私とは違う………!」
メイヤは大牧が100%の力を引き出せる事を悟りつつも、大牧を上回るスピードで大牧を突破し、力強いダンクをぶち込んだ。
大牧「何っ………!?」
大牧は自分を上回るメイヤの存在に驚きを隠せずにいた。
優「大河さんの100%のスピードすら上回った………! あれがメイヤの隠していた全力の正体なのか………!?」
優はメイヤの全力を見せつけられ驚きを隠せずにいた。
メイヤ「さあ、ここから叩き潰してあげるわ、ニホンチーム………!!」
メイヤはそう言って、宣戦布告をする。
修也「まだまだ! こっちもやり返してやろうぜ!!」
修也はそう言って芽衣にボールをパスする。芽衣はドリブルで前線に上がるが、メイヤは一瞬、残像を残す程のスピードで芽衣の前まで走り、芽衣からボールを奪取した。
芽衣「えっ!?」
芽衣は目の前の光景に驚いていた。
優「まただ………!」
優は目の前の光景に驚いていた。そして、再びメイヤとマッチアップ。優はメイヤを前にすると………
優「(せめて{ニンジャディフェンス}で何とかならないだろうか………!)」
優はメイヤを前にし、{ニンジャディフェンス}でブロック出来ないか試みる。しかし、メイヤがドライブをかけた時、優の目はメイヤの動き出しを捉えこそしたが、メイヤは一瞬の内に優を置き去りにする程のスピードで突破していた。
優「………! (速すぎる! {ニンジャディフェンス}で防げるスピードじゃない………!)」
スピードの差があり、優はディフェンスに持ち込む事が出来なかった。大牧が再びディフェンスを狙うものの、スピードの差は歴然で止める事は出来ず、再び2点の追加を許してしまった。そして、この光景を見ていた戦記は………
戦記「(100%の力………大河が見せたプレイを意図的に引き出せる力をメイヤ・デビルも持っていたという訳か………大河すら寄せ付けないその力は単に力の差だろう………なんと恐ろしい選手だ………!)」
戦記はメイヤの恐ろしさをそう分析していた。メイヤは優に視線を向け、力の差をこれでもかと思わせる様子を見せていた。
メイヤ「(普通はこんな力を見せれば相手は戦意を失う………貴方はどうかしら、ユウ………?)」
メイヤは優の心境を探る様子を見せる。しかし、優の目は諦めている様子では無かった。
優「(………この試合で勝つ事は多分しんどい。そんな事は戦記さんと分かりきってる………でも、何度失敗しても立ち向かってみせる! そして………絶対止めて見せる!!)」
寧ろ100%のメイヤへ挑戦する闘志を見せる。その時、優の青い目は微かに光ったように見えた。メイヤはそれを目にすると………
メイヤ「(………まさか、ユウにも資質がある………? ………もう少し試してみようか………!)」
メイヤはそう考えると、またしても優に当たる事を決めるのだった………
メイヤの全力が明らかとなり、大牧すら止められない実力に追い詰められる全ニホンチーム。しかし、メイヤは優に目を付けていた。果たして、メイヤが目をつけた優はこの流れを変えるきっかけとなるのだろうか………!?
To Be Continued………
次回予告
優の素質に興味を持ったメイヤは何度も優に1on1を仕掛けていく。優は圧倒され続けるが、少しずつメイヤの動きが捉えられるようにもなっており………?
次回「見せてみなさい」