練習に戻った優達。そんな彼等の目に映ったのは、強力なパススキルを駆使する優真の姿だった。彼女の成長速度には、優も期待の目を見せ………?
第42話 挑戦の開幕だ
そして、1週間の時間はあっという間に過ぎていき、遂に爆速戦当日に………
この日は残る8校はすべてAブロックの体育館で行う事に。そして、観客の人数も多かった。何故なら、この日はイバラキ三大王者全校が試合をするからだ。最初に行われたAブロックには守城高校と川徳高校。だが、試合の流れは終始守城のペースであり、試合は78vs0と、まさかの1得点も許さない試合運びで守城が圧勝した。
続いてBブロックは力豪高校と田織高校の試合。この試合では滝川を始めとした力豪選手達の強烈な攻撃力を前に田織高校は圧倒され続け、試合は132vs37で力豪が圧勝した。
そしていよいよ、Cブロック。爆速高校と巫魔高校の対決が始まろうとしていた。両チーム共にアップを終えた後、互いにベンチへ集合した。
ゆうか「さて、相手は爆速高校というわけで………こっちとしては出し惜しみはゼロで行くわよ! という訳で、スタメンを発表します。スタメンは、優くん、春香ちゃん、光一くん、積牙くん、美矢ちゃん。この5人で行きます」
ゆうかはこの試合、全力でぶつかる事がまず勝つ事に必要だと考えていた。
優「分かりました。よーし、皆行くぞ! 挑戦の開幕だ!」
春香達「おおー!!」
そして、この日の為に練習を続けてきた優達の気合いも十分だった………!
一方、爆速のベンチは………
速野「監督、今回の指示は何でしょうか?」
爆速のキャプテン、速野が今回の指示を自チームの監督、羽端翔子(はねはたしょうこ)に聞いていた。
羽端「まあ、第1Qは様子見かな。相手は練習試合とはいえ力豪と1点差のゲームをしてるらしいからねぇ………」
監督の羽端は多少なりと巫魔を警戒していた。やはり力豪と1点差だったという事実が影響しているからだろうか。
羽端「細かい指示は速野くんに任せるよ。何かあったら私も指示を出すから」
羽端は巫魔を観察する為に、第1Qは特に大きな指示をするつもりは無かった。速野はそれに頷くと………
速野「さあ、行くぞ。確かに相手は強いチームだろう。しかし、俺達は負けない。このスピードがある限り………! さて、行こうか!」
そう言って爆速選手の気合を入れる。
選手達「おおー!!」
速野の言葉に、爆速選手達も気合十分だった。そして、両チームの選手達はコートへと歩き出すのだった………
いよいよ始まる爆速高校との試合。優は爆速の選手達を目にしながらこんな事を考えていたという。それは、ここから始まる40分はとても長く、苦しい戦いになるだろうというものだったという………
To Be Continued………
次回予告
いよいよ試合が開幕。しかし、爆速高校のスピードはとてつもなく速かった。それを目の当たりにした優達は………!?
次回「まだ速い」