幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
第4Qに入り、メイヤは本気を見せ始めた。その実力は優や100%の大牧ですら止められないものであった。しかし、メイヤは優の様子から興味を見せたのだった………


第420話 見せてみなさい

その後、メイヤは全ニホンチームの攻撃を防ぐ。そしてわざわざ優の前にマッチアップすると………

 

メイヤ「(見せてみなさい、貴方の隠れた素質を………!)」

 

彼へ1on1を仕掛けてきた。

 

優「(ぐっ………! さっきから僕に1on1を仕掛けてくる………何を考えている………!?)」

 

優は首を傾げる様子を見せながらも1on1に挑んでいた。

 

優「ぐっ………!」

 

優は出来る限りのディフェンスを試みる。しかし、100%のメイヤ相手では全く止められず、優は体力ばかりを削られていった。

 

優「はあっ、はあっ………」

 

それから数分経ち、優はごっそり体力を削られ、意識が薄れ始めていた。

 

メイヤ「(………少しやりすぎたかな?)」

 

メイヤは優の疲れ具合を目にし、やり過ぎたのではないかと考えていた。しかし、メイヤは優を信じてまた1on1に挑んだ。

 

優「はあっ………はあっ………」

 

優は息を切らすばかりで何も口を開かなかった。しかし、メイヤがドライブで抜き去ろうとする中、優の青い目が一瞬輝き、メイヤのドライブに追いついた。

 

メイヤ「っ………!?」

 

メイヤは驚きを隠せずにいた。その際、勢い余ってメイヤは優を押してしまった。

 

審判「プッシング! 黒4番」

 

結果、これはメイヤのファールとなった。

 

メイヤ「だ、大丈夫………!?」

 

メイヤもこの時ばかりは慌てていた。

 

優「………あれ? 今ファールになったのか?」

 

しかし、優はファールされた時の意識が飛んでいたのか、いつの間にかファールされていたという認識だった。

 

メイヤ「だ、大丈夫なの………?」

 

メイヤは優の疲労具合に心配な様子を見せていた。それと同時に優の目もまた青く輝いていたの目をした。

 

メイヤ「(………! 偶然であれ、さっき私を相手に止めたのは確かな事………まさか、彼も100%の世界に入りかけている………!?)」

 

メイヤはそれを見て、優が100%の世界に入ったのでは無いかと考える。

 

メイヤ「………注意は外せないわね」

 

メイヤは優がふらついて歩く様子を見ていたが、油断する気を見せなかった。そして、そこにシュガーが走ってくると………

 

シュガー「さっきのミドレーユの様子からかなりギリギリなのは見てわかるけど………まだ油断は出来ないと思うよ。私も前に同じ状態に陥った際に、相手を驚かせるプレイを見せつけた………もしかしたらまた同じ事を起こすかもしれないからね………」

 

シュガーはそう言うと、メイヤに注意を促す。しかし、メイヤもそんな事は重々理解しており………

 

メイヤ「ええ。本気でやれって事でしょう………?」

 

そう言って、今の優にも本気で挑む様子を見せたのだった………

 

 

 

疲労困憊に追い込まれた優を前にしても、メイヤは警戒心を強めていた。果たして、メイヤの予測通り、優は100%の領域に入ってしまったのだろうか………!?

To Be Continued………




次回予告
優とメイヤがマッチアップし、メイヤは優を再びドライブで抜こうとする。しかし、優は反応するばかりか、鋭いスティールを行って見せ………!?
次回「本当に入ったの」
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