幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
試合のラストプレイで優がメイヤを出し抜いてみせるが、試合には敗れてしまう。だが、この試合は優とメイヤが仲良くなるきっかけとなった。一方、大牧はメイヤを目にし、更なる強さを求めるようになる。その結果、大牧は勝手にチームを離脱してしまったのだった………


第422話 新キャプテンは

大牧の無断離脱には全ニホンチームの殆どが驚きを隠せなかった。そして、これには監督の三浦も大変激怒しており………

 

三浦「こうなったら我慢ならん! 大牧からキャプテンの座を没収する!」

 

大牧からキャプテンの座を取り上げる事を宣言した。

 

美矢「キャプテン不在って………どうすんだよ、戦記………!」

 

美矢は戦記にこの状況を問いかける。

 

戦記「………悪いが俺はもう副キャプテンじゃない。一昨日試合で怪我をした翌日、副キャプテンを降りる事を監督に申し出たからな」

 

だが、戦記も自ら副キャプテンの座を降りており、戦記も纏め役の座では無くなっていた。

 

湯津「ど、どうするんだよそれ! お前が副キャプテン辞めちまったら誰がこのチームを纏めるんだよ!?」

 

湯津もこれには猛抗議する。すると………

 

戦記「………大河や俺以外でキャプテンに相応しい奴ならいる」

 

戦記は突如として代わりのキャプテンに相応しい人物の話をし始める。

 

光一「キャプテンに相応しい奴って誰の事だ………?」

 

誰もが戦記の言葉に耳を傾ける様子を見せる。そして戦記は優を指差し………

 

戦記「新キャプテンは………お前だ、優」

 

彼がキャプテンに相応しい事を呟いた。

 

優「ぼ、僕がですか!?」

 

優は戦記の指名に当然驚いていた。

 

修也「まあ当然の指名だな。大牧の野郎が抜けちまった今、キャプテンをやるのはミドレーユしかいないぜ!」

 

修也は優のキャプテン就任を後押しする。これには前にキャプテンを決めた時、優の就任に賛成した者達は勿論、この時ばかりはその時の大牧派も優がキャプテンになる事を反対する事はしなかった。優は全ニホンのキャプテンという大役に実感が湧かなかったが………

 

春香「大丈夫です、優さんなら出来ますよ………!」

 

春香が最後の後押しをする。それを聞いた優は………

 

優「………分かりました、やるだけやってみます!」

 

全ニホンチームのキャプテンを引き受ける事に決めた。

 

修也「よーし! 新キャプテン、ミドレーユの誕生だー!!」

 

修也は嬉しそうな様子でそう呟く。優が修也達と楽しそうに会話する様子を少し離れた所から見ていた春香。だが、その直後、戦記は春香に近づき………

 

戦記「春香、君にも頼みがある。俺に代わって全ニホンチームの副キャプテンを依頼したい」

 

なんと春香に全ニホンチームの副キャプテンを依頼した。

 

春香「私が副キャプテンに………!?」

 

春香は自身が副キャプテンに指名された事を驚いていたが………

 

戦記「………優を支えられるのは君だけだ。頼む」

 

戦記は優の支えになるのが春香だけであると呟いた。それを聞いた春香は………

 

春香「………分かりました。お引き受け致します」

 

戦記のこの依頼を引き受けた。これにより、全日本チームはキャプテンが優、副キャプテンが春香という新体制で再スタートをする事となったのだった………

 

 

 

スターデビルとの試合を契機に全日本チームは体制を変えて再出発する事になった。そう遠くない未来に訪れるデビルグループの大会に向けて、全日本チームは新たなる歩みを始めるのだった………

To Be Continued………




次回予告
優をキャプテンとして新体制で練習を行っている最中、夢流が守城の体育館へと戻ってきた。そして彼女は全日本チームに唯一合流していなかった最後の1人を連れて来ており………?
次回「最後の1人を連れてきたわ」
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