大牧が無断で離脱した事に三浦は激怒し、大牧はキャプテンの座を没収されてしまった。戦記も怪我で副キャプテンの座を降りてしまうが、優がキャプテン、春香が副キャプテンとなる事で、全日本チームは新体制で再出発する事となったのだった………
第423話 最後の1人を連れてきたわ
それから数日。優がキャプテンとして練習を行っていた。戦記は怪我をしている為練習に参加しなかったが、コーチとして加わり、全日本チームの特訓メニューなどを優と相談しながら構築していた。
優「よーし! シャトルラン100回!」
優は中学時代や巫魔のキャプテンの経験を活かし、彼なりにキャプテンとしてチームの士気を上げながら練習を行っていた。
修也「はあっ、はあっ………(練習は相変わらずキツイが………ミドレーユがキャプテンになったお陰か、それ以上にやる気が湧いてくるぜ………!!)」
修也は今の体制に満足している様子を見せていた。それは他の選手達も同じ様子だった。そんな中、体育館の扉が開き、2人の人物が入ってくる。その1人は夢流であり、もう1人は数日前に全ニホンとスターデビルの試合を見ていた少女だった。
三浦「戻ったか」
三浦は2人が来た事でそう呟くと………
三浦「練習止め! 集合!!」
三浦は練習を中断させ、優達を集める。
夢流「ただいま、皆。早速だけど、まだ合流出来ていなかった最後の1人を連れてきたわ」
夢流はそう言って少女に視線を向ける。少女は1歩前に踏み出すと………
??「三浦理子です、よろしくお願いします」
少女は自分の名前を名乗った。
光一「また可愛らしい女の子が来たな………って、三浦? まさか………!?」
光一は挨拶をした少女………三浦理子の苗字に首を傾げる。
三浦「………私の娘だ」
そう、彼女こそ存在は囁かれていた三浦と夢流の娘だった。
光一「そ、そうだったのか………! まさかこんなに可愛らしい子だったとは思わなかったけど………」
光一はそう言って理子に驚いていた。しかし理子は光一の事などそっちのけで優の前に立ち………
理子「………貴方がキャプテンの白宮優………よろしくお願いします」
優にだけ挨拶をすると、優の後ろに立った。
光一「あ、あれ………? 俺達には挨拶無し?」
光一は首を傾げる。すると理子はこんな事を言い出した。
理子「………私が興味あるのはキャプテンだけです」
なんと、理子はこの間の練習試合で優に興味を持ったようだが逆に言えば優以外には興味が無かった。
光一「な、何っ!?」
これには全ニホンチームの選手の何人かが驚いていた。
修也「………随分生意気な子が入って来たな………」
修也も彼女の生意気さを感じていた。
戦記「(また癖の強い奴が入って来たな………どうする、キャプテン?)」
戦記はチームにのしかかる新たな課題を察知していた。そして、優がそれをどう解説するか注目を向けるのだった………
全ニホンチームは、まだ合流出来ていなかった最後の1人、三浦理子が加わるものの、理子は優以外に興味が無いとこれまた癖のある人物だった。果たして、全ニホンチームのキャプテンとして優は迫る課題を乗り越える事は出来るのだろうか………!?
To Be Continued………
次回予告
三浦理子はシューターとして確かな腕を持つ選手ではあった。しかし、チームワークに欠けるという弱点が見られ………!?
次回「また癖が強い選手だ」