優をキャプテンとした新体制で始まる全ニホンチーム。そんな全ニホンチームに加わったのは監督三浦達の娘、三浦理子だった。彼女は優以外には興味が無いというまた癖の強い選手であったのだった………
その後、全ニホンチームは理子を加えたゲームをする事に。
Aチーム(白)
PG 9番 月渡芽衣
SG 20番 三浦理子
SF 22番 江野積牙
PF 10番 天野修也
C 21番 相田光一
Bチーム(青)
PG 17番 速野信太
SG 11番 アリサ・ストライク
SF 12番 三影秀斗
PF 8番 十原清九郎
C 14番 湯津張磨
このゲームでは優は戦記と共に理子のプレイを見る事に。まずAチームの攻撃。PGの芽衣がゆっくりと前へ上がる。
芽衣「(………ミドレーユくんは理子ちゃんのプレイングに興味があるみたいだし………試してみようか)」
芽衣はそう考える。そこに速野がディフェンスへやってきたが、芽衣は右手でボールを掴むと、そのまま背中に回してノールックパスで理子にボールを回す。
理子「ふっ!」
理子はボールを受けると、すぐにシュートへ向かう。
アリサ「止める!」
アリサもこれに反応し、ブロックの為にジャンプする。
理子「はあっ!」
理子は目にも止まらない素早いシュートを放つ。
アリサ「えっ!? (後から飛んだのに速い………!?)」
アリサは理子の放ったシュートに驚いていた。そして、理子の放ったシュートは綺麗に決まった。
春香「クイックリリースとはまた違うスピードシュートですね………」
春香は理子のシュートに驚いていた。
戦記「春香やアリサ・ストライク、山吹と全ニホンでも高い実力を持つシューターすら上回るスピード。あれがコーチの言っていた{ジェットシュート}と言うやつか」
戦記もこれまでのニホン内のシューターを上回るスピードには驚いていた。
優「確かにシューターとしては強いですね。でも………正直僕の中ではかなり大きな懸念点があります」
優もシューターとしての腕は認めていたが、同時に懸念点も感じていた。それは、理子がボールをキャッチした時に現れた。
芽衣「理子ちゃん、こっちに回して!」
芽衣はボールを前線に運ぶ為、パスを求めた。しかし、理子はそれをガン無視してドリブルを始めた。
芽衣「えっ!?」
芽衣もこれには驚いていた。というか、どちらのチームもこの行為には驚きを隠せなかった。
光一「お、おい! 何独りよがりプレイしてんだよ!?」
光一は文句を呟くが、理子は無視。すぐにスリーポイントシュートを撃てるようにスリーポイントライン近くにまで走り、シュート体勢を取るが………
十原「甘い!」
しかし、それを読んでいた十原がシュート体勢直後に鋭いブロックをしてボールを落とさせる。落としたボールはコートの外へ転がった。
戦記「………チームプレイに欠ける………か」
戦記はやれやれと言った様子を見せる。
積牙「えっと………今のは芽衣先輩にパスすべきだったはずだと思うんだけど………?」
積牙は理子に対しそう言うが、理子は積牙の言葉を聞かずに無視した。
積牙「ええっ………まるで過去の俺を見ている気分だなぁ………」
積牙は1年生の初めに同じ態度を取っていた苦い記憶が蘇った。そして、コートで1人よがりの態度を見せた理子に対して優は………
優「………また癖が強い選手だ………」
そう言って、呆れた様子を見せるのだった………
新たに加わった三浦理子は、チーム意識が皆無な人物であり、またしても大きな問題の火種となりかけていた。果たして、優はこの問題にどう対処するのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
理子の独りよがりなプレイングはやはりチーム内から苦情が出始めていた。優もやはりかと思う様子を見せ………?
次回「2度目のチーム危機か」