優は理子にチームプレイをするよう説得を試みるが、理子の内心を察して強要する事をやめ、彼女自身がチームプレイを必要とする機会を待つ事に決めた。しかし、理子が優の言葉の意図に気づく事は無かったのだった………
優と理子の会話から数日が経った日の事。優達は監督三浦の指示でミーティングルールに集められた。
三浦「デビルグループが開催するバスケットボール大会、デビルカップについて詳しい情報が入った。まずは4グループに分かれ、5チーム間でのリーグ戦を行う事になった。そして、決勝に行けるのは僅か上位2位のみ。つまり………4つの試合はそう易々と負けられないという事だ」
三浦の話によると、予選の形式はリーグ戦であり、5チームの内2チームが決勝に行けるルールのようだ。
三浦「では続いて………結衣くん、リーグ表を渡してもらえるか?」
その後、結衣から優達にリーグ戦の表を渡される。
優「えっと………エジプト、スペイン、オランダ、フランスの4チーム………ウチのグループにはスペインとフランスと2つの強豪チームがいるとはな………」
優達は驚く様子を見せていた。
理子「………特にスペインは優勝候補と言われるまでに強いですよ。私、ここに来る前はスペインでバスケやってましたから」
理子曰く、スペインは特に強いようだ。
光一「マジかスペインだったのか………」
理子がスペインでバスケをしていた事に驚いていた。
優「………その辺は理子ちゃんからの情報も大きくなりそうだな」
優はそう言って理子を見やる。理子は優と目が合った際に恥ずかしさから思わず目を逸らした。
優「まあそれはさておき………大会の日と場所はいつなんですか、監督」
理子の様子を察した優は、話題を大会の日付と場所に変えた。
三浦「日付は2週間後。場所はアメリカ、マサチューセッツ州に建設されたばかりの大型体育館だ」
三浦は日付と場所を説明する。
修也「バスケ発祥の地と言われている所か………燃えてきたぜ………!」
修也は嬉しそうな様子を見せる。
三浦「アメリカ入りは大会1週間前に行う。その為チームでの練習は一時中断とし、各自1週間後に向けた準備を行うように。では本日はここまで。必要な連絡事項はメールによって行う………解散!」
三浦は選手達に1週間の猶予を与え、アメリカ行きの準備をするよう指示した。
優「(勝負の時まで後2週間………いよいよ、世界への挑戦が目の前に迫ってきたって訳だ………!)」
優は心の中において、迫る世界への挑戦に心を弾ませるのだった………
全ニホンメンバーに迫る世界への挑戦へのタイムリミット。かくして、優達の挑戦の物語の幕は、あと少しで開かれる事となったのだった………
To Be Continued………
次回予告
イバラキが拠点である優達は守城高校体育館に残って個人練習をしていた。そんな中、理子が優に声をかけてきて………?
次回「1on1お願い出来ますか」