幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
メイヤ・デビルによるデビルカップの開幕宣言。この瞬間、全ニホンチームによる世界への挑戦が始まったのだった………


第435話 様子見からだ

その後、全ニホンチームは第2コートに集まり、エジプトと対決する事となった。

 

三浦「エジプトチームは実力派の選手が多いので個々のレベルは高いようだ。しかし、チームとしての試合経験は練習試合含めてないようだ。そこを突けるようにプレイしろ」

 

三浦はエジプトチームの特徴を説明。そして………

 

三浦「では、今回のスタメンを発表する………PGは月渡、SGは春香、SFは十原、PFは修也、Cは湯津、以上だ」

 

三浦はスタメンを発表した。

 

光一「ちぇっ、湯津に出番取られちまったな」

 

光一はベンチスタートである事にイジける様子を見せた。

 

優「そう言うなって。バックアップCに光一がいるから張磨さんが安心してプレイ出来るんだろうが」

 

優はそう言って光一を励ます様子を見せる。

 

光一「でもよ、お前だってキャプテンなのにベンチスタートじゃねえか。悔しくないのかよ?」

 

光一は優もベンチスタートである事から、思わずそう問い掛け直した。

 

優「そりゃ悔しいけど………まずは様子見からだって事なんじゃないかな? それに、今はスタメンの皆を信じるだけさ」

 

優は巫魔時代の時のように悔しい様子は見せつつも、仲間達が何とかしてくれる事を信じて割り切っていた。そして………

 

優「春香、僕がいない間は君が実質的なチームリーダーだ。チームを上手くまとめてくれよ」

 

優は副キャプテンである春香にコート上におけるチームリーダーを託した。

 

春香「はい、任せてください………!」

 

春香はそう言って優の依頼を引き受けるのだった………

 

 

 

一方、第2コートにある観客席の一角には、数人のボディーガードが立っており、その中央にはフリエとシュガー、そしてメイヤが座っていた。

 

観客「あそこにいるのってメイヤ様だよな? アメリカチームは第1コートのリーグ戦なのに、なんで第2コートの試合なんか見に来てるんだろう? 」

 

メイヤ達アメリカ代表は、自国が組み込まれているリーグを第1コートで行うのにも関わらず、同じリーグのライバル校そっちのけで第2コートの試合を見に来ていた。

 

フリエ「………メイヤ。審判団からニホンのスタメンについて情報が入りました。残念ながらユウ・シロミヤは入っていないそうです」

 

フリエはトランシーバーを用いて全ニホンチームのスタメンを確認してきた。

 

シュガー「やっぱりそうなるよね。全ニホンチームにいるのは国内の実力者が多いから、必然的にミドレーユを温存出来るなら温存したいってあの監督なら考えるよ」

 

シュガーはそう言って呑気にソフトクリームを舐めていた。

 

メイヤ「確かにエジプトチームはスペインやフランスとかと比較するとパッとしないけど………ユウ抜きでやれる程甘い訳でもない………早いうちに出した方がいいわよ、ニホンの監督」

 

メイヤは早く優を出せと言わんばかりに優の出番を待つのだった………

 

 

 

リーグ戦における全ニホンチームの初戦はエジプトチームだった。個々のレベルは実力派と言われる程に高いチーム相手に、全ニホンチームは優抜きで立ち向かえるのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
両チームのスタメンがコートへ立ち、ニホンvsエジプトの対決が開幕。しかし、エジプトチームは初っ端から点を取りに攻撃を仕掛け………!?
次回「先取点は貰ったぞ」
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