幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
春香の虚を突くディフェンスから芽衣の{奇襲のパス(サプライズアタックパス)}に続く修也の{強靭なダンク(タフネスダンク)}によって、全ニホンチームが先取点を掴むのだった………


第438話 攻めて攻めまくれ

先取点を得た巫魔は流れを掴む事となり、その後に修也が2度ダンクを決め、着実に点を稼いでいく。

 

芽衣「修也くん、まだまだ必殺のダンク行けるかな!?」

 

芽衣は修也を使って強気に出る事を曝け出す。

 

修也「軽い軽い! 来いや、芽衣!」

 

修也はそう言ってフリースローライン内に走り出す。

 

ゼルケト「インサイド! 守りを固めろ!!」

 

ゼルケトはインサイドを守るよう指示を飛ばす。これによりエジプトチームの守りはインサイド重視となり、芽衣はゼルケトと対峙する。しかし、芽衣は春香をマークしていたイジスの注意が修也に向き始めている事を察知すると、ノールックで春香にボールを回す。

 

イジス「っ………! しまった!!」

 

イジスは慌ててディフェンスに来た。春香はそれを見越していたようにやや前へと飛んでからシュートを放つ。その直後にイジス側から春香に接触。春香はイジスと思い切り衝突し、背中から倒れて強く頭をぶつけた。だが、春香の放ったボールは綺麗にリングの中へ沈むと………

 

審判「プッシング! 白5番! バスケットカウント、ワンスロー!」

 

審判はイジスのファールをコールし、春香のフリースローを宣言した。

 

三影「よーし! 4点プレイだ!!」

 

全ニホンチームは喜ぶ様子を見せる。だが、ファールがコールされて少し経っても春香は起き上がらなかった。

 

審判「………大丈夫か? って、うわっ! 目を回してる!? レフェリータイム!!」

 

審判が春香の顔を覗き込むと、春香は先程頭をぶつけた際に目を回してしまったようだった。審判は慌ててレフェリータイムをかけ、ベンチにいた優が春香をお姫様抱っこでベンチに運んだ。

 

優「椿さん、結衣ちゃん、氷頂戴! ぶつけたとこ冷やさなきゃだ………!」

 

優はマネージャーの2人に春香の手当てについて協力を要請する。そしてその間に春香に代わって琴乃が出る事となった。

 

琴乃「春香ちゃんの分まで私が何とかするわ! だから優くんは春香ちゃんの手当てお願いね………!」

 

出場の際、琴乃は優に対してそう呟く。それを聞いた優は………

 

優「任せます! それと芽衣! 今の段階はもっと攻めても大丈夫だ! 攻めて攻めまくれ!」

 

琴乃に春香の代理を託すと共に、芽衣に対してアドバイスを投げかけた。

 

芽衣「うん!」

 

芽衣は優の言葉に頷くと………

 

芽衣「作戦そのものは修也くん、十原さん、湯津さんのインサイド組を中心に行きます! 第1Qの内に幾らか余裕を持たせないと………!」

 

芽衣は修也達3人を中心に攻める策をチームに共有するのだった………

 

 

 

春香がコートから離脱するアクシデントこそあったものの、確実に流れを掴み始める全ニホンチーム。果たして、このまま第1Qはどこまで点を稼ぐ事が出来るのか………!?

To Be Continued………




次回予告
インサイド陣の活躍で第1Qを優位に終わらせる事が出来た全ニホンチーム。しかし、エジプトチームはまだ完全に本調子では無いようであり………?
次回「予想してなかったな」
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