幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
全ニホンチームはエジプト相手に次々と点を重ねていく。途中、春香がコートから離脱する事態になるものの、全ニホンチームは確実に流れを掴み始めていたのだった………


第439話 予想してなかったな

その後、全ニホンチームは流れに乗り、第1Qは22vs16と6点リードで終えた。その光景を見ていた観客席のフリエは………

 

フリエ「ニホンチームが優勢とは、意外な展開ですね」

 

全ニホンチームの意外な健闘に首を傾げていた。

 

メイヤ「チームワークにおいてはエジプトチームは劣る部分がある。でも、個人技においては平均レベルは高いはず。まだ本調子じゃないのかしらね………?」

 

メイヤは今のエジプトチームに対し、まだ本調子で無い事を指摘するのだった………

 

 

 

そして、全ニホンチームの優位に首を傾げていたのは優も同じだった。優は未だ目を回す春香に寄り添いながら、現在の戦況を考えていた。

 

優「………芽衣、ちょい」

 

優は芽衣を呼び出した。

 

芽衣「どうしたの、ミドレーユくん?」

 

芽衣は首を傾げながら優に駆け寄る。

 

優「相手さんの4番に気をつけろよ。こんな事言いたくないが、芽衣とは背丈でまず相性が悪い上に、ありゃ本気じゃないと思う。良太さんと比べたらどうなるかな?」

 

優は首を傾げながら芽衣にゼルケトへの注意を促す。

 

芽衣「………やっぱりミドレーユくんもそう思うんだね。私も何となくそんな気がしてたんだ」

 

芽衣も薄々ゼルケトが本調子で無い事を察知していた。

 

優「………流石本職。なら僕の警告はそんなに意味無いか」

 

優は苦笑いをしながら芽衣にそう言い返すのだった………

 

 

 

そして、エジプトチームのベンチでは、全ニホンチームの意外な健闘に驚いていた。

 

イジス「予想してなかったな。まさか相手側が俺達相手に善戦してくるとはな」

 

イジスはゼルケトに対してそう呟く。

 

ゼルケト「問題は無い。相手の4番が出て来ない事は不安要素だが、あのPGなら俺の方が優位だ。第2Qから巻き返せる」

 

ゼルケトは芽衣との相性から自らの優位を察知し、次のQで巻き返せる事を察知していた。そして………

 

ゼルケト「今のSGもさっきの6番と比べたらスリーの精度は落ちている。イジスで押さえながらインサイドに持ち込むぞ」

 

ゼルケトはチームメイトに指示を飛ばす。それにより、エジプトチームが有利になるよう動き始めようとしていた。

 

ゼルケト「お前達とはこの大会に限ってのチームメイトだから仲間ってわけじゃないが………ここは勝つぞ。いいな?」

 

ゼルケトはチーム意識こそ無いが、全ニホンチームを潰す為にチームを率いるのだった………

 

 

 

全ニホンチームの優位で進む中、エジプトチームは反撃を狙っていた。果たして、エジプトチームの反撃が始まってしまうのか………?

To Be Continued………




次回予告
第2Qに入り、ゼルケトを起点に攻撃を始めるエジプトチーム。芽衣はゼルケトの必殺技に苦戦する事となり………!?
次回「小さいお前に止められねぇんだよ」
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