幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
理子の独り善がりなプレイングが足を引っ張る展開となる中、優は意図的に理子へパスを回していた。理子は優の言葉に迷いを見せていたのだった………


第445話 私は信じる

優の言葉の後、理子はフリースローを投げる事となった。

 

理子「(………キャプテンはどうして私に構うの………? どうして………?)」

 

理子は優の言葉が今も頭に響いていた。この迷いが影響したのか、1本目のフリースローはリングにすら届かなかった。

 

美矢「ああ………! 何やってんだ………!!」

 

美矢は呆れた様子を見せる。そして理子の2本目、しかしここでもシュートも外してしまった。

 

三影「また外した………! あれじゃあ無駄に終わっちまうよ………!!」

 

三影も頭を抱える様子を見せた。理子自身も自らも迷っている事を理解しており、手が震えていた。

 

理子「(………ダメだ、思うようにシュートが決まらない………)」

 

理子は内心かなり慌てていた。そして理子の3本目、理子は震えた手でシュートをする。しかし、理子自身の迷いがまだ晴れず、3本目のシュートはリングに弾かれた。

 

風夏「外れた………!!」

 

全ニホンチームは3連続スリーを理子が外し、慌てる様子を見せる。だが………

 

優「うおおおっ!!」

 

優は一早く飛び上がるとリバウンドボールをキャッチする。

 

理子「キャプテン………!!」

 

理子は驚く様子を見せていた。優はボールをキャッチすると………

 

優「………理子! 外に走れ!!」

 

理子に対してスリーポイントラインの外へ走るよう指示をした。理子は困惑した様子を見せていたが………

 

理子「は、はい!」

 

理子は優の言葉で冷静さを取り戻し、スリーポイントラインの外に走り出す。理子がスリーポイントラインの外へと走り、フリーとなっている今のタイミングにて、優は鋭いパスを回す。

 

優「撃て、理子!!」

 

優は理子を信じて声を上げる。理子は優の言葉に押される形でシュートを放った。

 

理子「(………なんでだろう、とても気持ち良く撃てた………!)」

 

理子はどこか嬉しそうな様子でシュートを撃っていた。そして、理子が放ったシュートは綺麗に決まった。

 

優真「は、入った………!!」

 

全ニホンチームは3点を追加。理子はシュートが入った事に思わず動揺する様子を見せていたが………

 

理子「(………まだ、私にチームプレイの楽しさとかは知らないけど………私は信じる………私の意を汲み取ってくれるキャプテンの事を………!!)」

 

この事は、理子が優の事を信用する大きなきっかけとなったのだった………

 

 

 

動揺からフリースローを外し続けていた理子だったが、優のパスから見事スリーを沈める事に成功した。そしてこの出来事は、理子と優の本格的な信頼関係を築くきっかけとなったのだった………

To Be Continued………




次回予告
優と理子のホットラインが出来た事により、次々と点を重ねる全ニホンチーム。理子も優への信頼感から個人プレイからスタイルを変え始め………!?
次回「変わり始めてるんだ」
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