幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
理子がフリースローを3連続で外し、チームが絶望を感じる中、優がリバウンドを制し、理子のスリーへとつなげた。そして、理子はこのスリーによって優を信用し始めるようになったのだった………


第446話 変わり始めてるんだ

イジス「まだだ! 俺達はそう簡単に負けやしねえ!」

 

イジスはゼルケトへパスをしようとする。

 

修也「俺達を忘れるな! こんにゃろー!」

 

しかし、修也が手を伸ばし、ボールをスティール。零れ玉を優が拾い、そのまま理子にボールをバス。理子は迷わずスリーを撃ち、ゴールへと沈めた。

 

理子「入った………!」

 

理子はこれ以上無いくらいに嬉しそうな様子を見せたのだった………

 

 

 

そしてエジプトチームの反撃。

 

ゼルケト「くそっ………! これならどうだ!!」

 

ゼルケトは優とマッチアップした際、懲りずに{ソニックバウンド}で突破しようとするが、優はゼルケトが投げたボールの軌道を予測し、そのままスティールした。

 

ゼルケト「ぐうっ………!」

 

零れ玉は理子が拾い、そのままドリブルで上がる。しかし、イジスとゼトの2人が理子の前に立ちはだかる。

 

ゼルケト「(アイツにパスは無い………ダブルチームなら止めたも同然だ………!)」

 

ゼルケトは理子の弱点から、理子を止められると考えていた。しかし、理子は足を止めると、冷静にコートを見回す。そして………

 

理子「………キャプテン!」

 

理子はシュートでは無く、横を走っていた優へのパスを選択した。

 

ゼルケト「な、何っ!?」

 

これにはエジプトチームの誰もが驚いていた。更に………

 

修也「ま、マジかよ!?」

 

修也達全ニホンチームのメンバーも、これまで理子がパスをした事が無かった為、目の前の光景に驚いていた。

 

優「(皆驚き過ぎだよ………理子は、彼女の中で確かに変わり始めてるんだ………!)」

 

だか、そんな中で1人冷静だった優はダンクを狙っていた。

 

ゼルケト「オジリズ!」

 

我に返ったゼルケトは、Cのオジリズに声をかける。オジリズは我に返るとダンクに来た優を止めようとするが………

 

優「(………行ける!)」

 

優はダブルクラッチでオジリズをかわすと、ボールをゴールに向けて放り投げる。放り投げられたボールはリングの上に綺麗に乗っかると、そのままリングの中へと沈んだ。

 

美矢「ダブルクラッチ………! 魅せてくれるぜ、キャプテン!!」

 

優が得点を加えた事に喜ぶ全ニホンチーム。そして、理子も自らのパスによって得点出来た事に驚いていたが………

 

優「ナイスパス、理子」

 

優は理子のパスを褒め、ハイタッチを求めるように手を挙げる。理子は驚きを隠せずにいたが、優とハイタッチをかわし………

 

理子「………はい!」

 

笑顔を見せながら返事をするのだった………

 

 

 

優を信用するようになった理子は、個人プレイをやめ、仲間を頼るプレイをし始めた。まだ実感が薄い彼女だが、彼女の中で確かな変化が起きていた事は間違いないのであった………

To Be Continued………




次回予告
流れを掴んだ全ニホンチームは大差で全エジプトチームを圧倒したまま第4Qに突入。全ニホンチームは優から芽衣にメンバーを変更し、芽衣はゼルケトへリベンジをする事となったのだった………
次回「リベンジだよ」
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