エジプトチームの試合を108vs42で制した全ニホンチーム。しかし、次の対戦相手はアメリカに並ぶ優勝候補スペインチーム。果たして、全ニホンチームは勝つ事が出来るのだろうか………?
第449話 スペイン留学時の友達です
翌日、全ニホンチームは体育館内で練習をしていた。この日はマネージャー2人と戦記は試合を見に行き、優達は合宿場に残って練習をしていた。
理子「修也先輩!」
特に理子は先日のエジプト戦から大きく変わり、チームプレイを意識するようになった。
修也「ナイスパース!!」
理子を疑っていた者も、練習をする内に幾らか信用するようになり、理子も慣れないながらコミュニケーションを取るようになった。しかし、話す頻度はやはり優が多く、休憩中は優と話をしていた。
優「………今日は随分気合いが入ってるな。チームに慣れた影響か?」
優は練習中、理子に対しそう問いかける。
理子「いえ………私が気合い入ってるのは、次の試合がスペインだからです」
理子の気合いが入っている理由は、次の試合がスペインである為のようだ。
優「スペイン………君がここに来る前の留学先だったね」
優は思い返すようにそう呟いた。
理子「………スペインの名PG、ヒエロー・カノン。その人がスペイン留学時の友達です」
理子はスペイン留学時の友人を思い出していた。
優「ヒエロー・カノン………僕も名前は聞いた事があるな。確か僕達の2個下………理子ちゃんと同い年世代の中では最強格のPGだって聞いた事はある」
優もスペインのPG、ヒエロー・カノンについて名前と評判はなんとなく知っているようだった。
理子「………カノンは私が見てきたPGの中では特に個人技の面で強い選手でした。チームプレイもやるにはやりますけど、自分から攻撃する事が多くて、多い時は1人で50点取ってる事もありましたね」
理子はヒエロー・カノンの特徴について語る。
優「超攻撃型のPGか………」
優は聞いた特徴から、ヒエロー・カノンがどのような選手であるかを予想するように呟いた。その直後、フランス戦を見てきた結衣と戦記の2人が合宿場に戻ってきた。
戦記「フランスとオランダの試合結果が出た。結果として122vs38のトリプルスコアでフランスが勝った」
戦記達によれば、トリプルスコアでフランスが勝ったとの事であった。
美矢「やっぱフランスか………特に今年はスペインに劣らないかもってくれぇに強いらしいしな………」
全ニホンメンバーもある程度は予測していたようだったが、フランスの大差による1勝には驚いていた。
優「………でも僕達は勝つ。だろ?」
しかし、優は負ける気などなく、自分達が勝つ事を問いかける。
春香「それは勿論。そうですよね? 皆さん!!」
春香は優の言葉に同調すると共に、チームに対してそう問いかける。
修也達「おおー!!」
春香の言葉に対し、チームメンバーは気合いと共に声を上げるのだった………
リーグ戦はフランスが大量スコアでオランダを下し、全ニホンチームと並ぶ結果となった。そして明日に迫ったスペイン戦。果たして、全ニホンチームはスペインチームを倒し、決勝トーナメントへと進める事が出来るのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
三浦監督の元で、スペインチームに対する作戦会議を行う全ニホンチーム。しかし、その中でスペインチームの選手達の恐ろしさを知る事となったのだった………
次回「格下扱いになってしまう程に」