幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
先制を許した巫魔だが、優と美矢による新戦術を展開。その戦術の名は{双翼のパス(ダブルウイングパス)}というもので………?


第45話 どうしてなんだ

序盤、巫魔は爆速のスピードに押されるかと思われたが………

 

美矢「キャプテン!!」

 

美矢のパスが優に上手く渡り………

 

優「よし!」

 

優はそのままダンクを狙う。

 

速野「野村、4番!!」

 

速野はすぐに的確な指示を送る。そして、8番の野村が優の前に立ちはだかるが………

 

優「(そう来ると思ったぜ………)春香!!」

 

優はダンクを突如中断し、外の春香に回した。

 

野村「あっ………!?」

 

ボールは爆速の予想を外し、春香の方へ回る。

 

春香「はあっ!」

 

そして、春香は綺麗なスリーポイントシュートを決め、巫魔は3点を獲得。開始5分で13vs14と、負けはしているが必死に食らいついていた。

 

速野「(ぐっ………厄介なパスが出来るのが2人もいるのは少しキツイ………まあでも、まだ巫魔には落とし穴がある………!)」

 

速野達は{双翼のパス}に振り回されていたが、まだ余裕が崩れなかった。その理由は40秒程経った時にわかった………

 

美矢「相田!」

 

今度は美矢から光一へのパス。しかし、光一は以前の時のように自身のミスでパスが取れず、零れたボールを拾ったCの野田が速野に対してパスを出した。

 

光一「くそっ………どうしてなんだ………!!」

 

パスが取れず悔しがる光一。速野はこの状況をほくそ笑んでおり………

 

速野「(理由は分からないけれど、PGの天野からCにボールが繋がらない………これが、巫魔の穴だ!!)」

 

そう言うと、素早い動きでインサイドへ切り込む。すぐに優が速野の前に立ちはだかるが、速野は後ろにいた羽柴にバックパス。羽柴はすぐにスリーポイントシュートを決め、巫魔を突き放す。

 

美咲「どうしよう………逆転出来ない………!」

 

これには巫魔のベンチでも不安の声が。すると、監督のゆうかがベンチを立ち………

 

審判「巫魔、タイムアウト!」

 

ここでタイムアウトをとった………

 

 

 

両チーム共にベンチへ戻る。爆速側は………

 

羽端「うーん、まあ現状維持でいいんじゃない? あの4番くんと12番の天野美矢は気になるけど、4番くんにはスタミナ問題がある。じきに限界が来るよ」

 

{双翼のパス}を警戒しながらも、現在の作戦を続行するよう指示し、速野達もこれに頷くのだった………

 

 

 

一方、巫魔のベンチでは………

 

伊吹「さっきから光一のミスが多いぞ、どうしたんだよ?」

 

伊吹が光一にミスの多さを問いかけていた。

 

光一「うるせえ!」

 

光一は逆ギレするように言い返した。それを聞いた伊吹は怯えて言葉を失った。しかし………

 

優「光一………人に当たるようならコートから出て行ってくれ」

 

春香「ゆ、優さん!?」

 

なんとここで、優が光一に対し、そんな事を言い放つ。これには、春香達も驚きを隠せなかったのだった………

 

 

 

美矢と光一のパスが繋がらず、逆転が出来ない巫魔。ミスにストレスが溜まる光一に対し、優は珍しく突き放すような事を言い放った。この言葉は、巫魔を崩壊させるのか、それとも………?

To Be Continued………




次回予告
優の言葉に激高する光一。そんな彼に優は美矢を恨む事そのものを否定する気は無いが、それを試合にまで持ち込むなと言い………?
次回「今は試合中だぞ」
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