幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
ジャンプボールを制する形で攻めようとする全ニホンチーム。しかし、カノンの圧倒的な実力によって5人抜きからの失点を喫するスタートを切ったのだった………


第453話 正に器用富豪

光一「ご、5人抜き………!? あの子、優みたいな真似が出来るのかよ!?」

 

光一は、カノンの圧倒的な実力が優に重なったように感じていた。

 

速野「ぐっ! まだまだ! 攻めていくぞ!!」

 

速野はすぐに反撃を試みる。そんな中カノンは速野の横を走る形でディフェンスに向かっていた。

 

滝川「速野がスピードで逃げ切るつもりだね」

 

滝川は速野の様子からそのように考えた。

 

優「………理子、あれ絶対カノンって子の最高速じゃないだろう?」

 

………しかし、優は理子が意図的にスピードを落としている事を察していた。

 

理子「速野先輩には悪い話ですが………完全に誘い込まれていますねあれは………」

 

理子は速野が誘い込まれている事を察した。そして、カノンは速野がスリーポイントラインを越えてから少ししてスピードを上げる事で前に立ち、速野がレイアップに行けないように仕向けた。

 

修也「速野! 俺達に………って、うおっ!?」

 

修也達4人がカバーに入ろうにも、他のスペインチームの選手がマンツーマンで修也達をマークした。

 

速野「(パスはしんどい………でも、幸いにも相手4番は特別身体能力が高そうには見えなかった………ミドルからのシュートで決める!)」

 

速野は状況からシュートを狙う事に決めた。しかし、カノンは速野がシュート体勢に入ったタイミングで手を伸ばし、速野の手からスティールした。

 

速野「な、何っ………!?」

 

速野には何が起こったか分からないようだった。

 

理子「今度は槍の突きのような技………{イストカダ・デ・ランザ}………!! 」

 

理子はこれもカノンの必殺技である事を呟いた。

 

光一「急に必殺技名かっこよくなりすぎだろ!?」

 

光一はネーミングに対し驚く様子を見せていた。

 

優「突っ込むところおかしいだろ………というか、あのカノンって子、オールマイティだな。ドリブル技を使ったと思ったらディフェンス技まであるし」

 

優は光一の言葉に苦言を呈しつつも、カノンの手数の多さに驚いていた。

 

理子「………カノンはスペイン選手の中でトップクラスの手数を持っているんです。今はトリブルとディフェンスを見せましたが………まだ見せていないけどシュート技もあります………正に器用富豪とも言うべきです………!」

 

理子はカノンの手数の多さを説明。それを聞いた全ニホンチームの選手は驚いていた。

 

優「………とんでもねえ相手をぶつけられる事になったね………」

 

優もこれには幾らか動揺する様子を見せたのだった………

 

 

 

全ニホンチームはカノンの手数の多さに圧倒させられていた。果たして、全ニホンチームに手はあるのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
カノンを止めなければ話が進まない状況である事から、全ニホンチームは速野と交代する形で美矢を投入。美矢には単独戦を避けるように指示が入り………?
次回「単独戦は無しだ」
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