幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
カノンを{100%領域(ハンドレッドリジョン)}に乗せない為にペースダウンを図る全ニホンチーム。しかし、理子がカノンの{キャノンドライブ}を破った際に、カノンの目の輝きはまたしても強くなるのだった………


第461話 ちょっとマズイかもな

カノンの目の輝きが増していく中、全ニホンチームは上手く食らいついていた。その理由としては………

 

理子「修也先輩! グリィの{グラン・アルマダ・ボム}のパワーは初動だけ比較的に弱めです!」

 

理子がスペインチームの主要選手達の弱点を知っている為、チームのフォローに回っていた。そして、理子が言ったように、グリィが{グラン・アルマダ・ボム}を発動しようとした瞬間において、修也がグリィの手にあったボールを叩き落とした。

 

グリィ「な、何いっ!?」

 

グリィは目の前の光景に驚いていた。

 

修也「す、すげぇ………本当にこんな弱点があったのか………!!」

 

修也も理子の言葉に驚いていたが、本当にグリィのダンクを止めた事には喜ぶ様子を見せた。

 

芽衣「理子ちゃんが上手くフォローに回っているお陰で、こっちも幾らか立ち回れているね」

 

ベンチの芽衣は、理子の様子を目にし、感慨深そうな様子を見せた。

 

優「………どうかな。寧ろちょっとマズイかもな」

 

しかし、芽衣の言葉に対して答えた優の言葉は全くの逆のものだった。

 

春香「今のままではマズイ事が………?」

 

春香は首を傾げる様子を見せた。

 

優「………彼女から100%の可能性が消えるばかりか大きくなっている。僕の作戦はちょっと逆風になってしまったかもしれない………」

 

優は自らの提案した策が裏目になっている事に頭を悩ませていた。

 

優「彼女が100%に入る可能性を見せたのは僕に目を向けていたからだったはずだ………何故今も消えないのか………」

 

優はカノンの内心が読めなかった。そんな中でまたしても理子がソンブラをマークし、現在美矢が保持しているボールをスティールされないようフォローする役に回る活躍を見せていた。

 

ソンブラ「ぐっ………! (くそっ………! そういえば彼女はカノンのチームメイトだった………そのせいで俺の手の内も完全にバレている………!)」

 

ソンブラは自身の特徴が理子にバレているとはいえ、たった1人に翻弄されている事に悔しそうな様子を見せていた。そして、カノンは未だ理子に注目を向けており………

 

カノン「(ソンブラを止める事でニホンチームの流れを止めないようにしている………前のリコだったらあんな役は絶対に引き受けなかったと思うけど………今のリコはそんな事も無いみたいだね………)」

 

理子の活躍を見たカノンの目の輝きは最初に予兆を見せたときとは比べ物にならない程に強くなっていたのだった………

 

 

 

全ニホンチームが健闘しているように見えて、カノンを{100%領域}に押し上げているという思わぬ展開となった第2Q中盤。果たして、カノンは何故より一層目の輝きを強めているのだろうか………!?

To Be Continued………




次回予告
カノンの目の輝きの正体に優すらも中々気付けない優。しかし、とあるプレイをきっかけに優はその答えを掴むのだった………
次回「そういう事だったのか」
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