幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
カノンを乗せていたのは理子の活躍が原因だった。{100%領域(ハンドレッドリジョン)}に入るのも時間の問題となる中、第2Qが終了。全ニホンチームはブザーに救われる結果となったのだった………


第464話 どう戦えばいいんだ

三浦「全ニホンチームはブザーに救われた結果となったが………優の話が本当ならば、ヒエロー・カノンもメイヤ・デビルと同じく100%の力を発揮するのは時間の問題………阻止は不可能に近いと言えるだろう………そこで、後半はヒエロー・カノンが100%の実力を発揮して来る事を前提に戦う他無いだろうな」

 

三浦は試合の現状をチームに共有する。

 

三浦「そこで………美矢、君をベンチに下げる。後半は優をPGで出してヒエロー・カノンにぶつける。いいな?」

 

三浦はカノンに対して優をぶつける戦術を決める。

 

優「………はい」

 

優は一瞬間を置いて返事する。

 

優「すみません、出る前にちょっと飲み物買ってきます」

 

直後に優は飲み物を買いに行くとして、廊下の方へと向かった。

 

春香「優さん………?」

 

しかし、春香は優の様子がおかしい事を察し、心配する様子を見せるのだった………

 

 

 

廊下に移動した優は自販機の前に立っていたが、あまり元気が無かった。そして、優が財布を取り出してお金を入れようとした直後、先に自販機の中にお金を入れる手が突然優の前に現れる。そして、先にお金を入れた人物はスポーツドリンクを購入すると、それを優に渡してきた。

 

優「………春香か」

 

スポーツドリンクを渡して来たのは彼を心配して追いかけて来た春香だった。

 

春香「らしくないですよ。怖気付いたんですか?」

 

春香は優に対しそう問いかける。それを聞いた優は少しの間黙り込む様子を見せていたが………

 

優「………怖気付いた。やっぱり世界のトップ層相手には緊張するよ………それに、彼女の実力は本物だ………正直こう思ってるよ………どう戦えばいいんだ、ってさ………」

 

優は珍しく自信が無いようだった。それを聞いた春香は優の弱気な様子に驚く様子を見せていたが、すぐに優に抱き着く様子を見せた。

 

優「ふえっ!? は、春香………!?」

 

優は頬を紅く染め、驚く様子を見せる。

 

春香「………優さんなら大丈夫です。優さんはここまでどんな困難にだって立ち向かってきたじゃないですか………!」

 

春香は優に対し、優しく諭す様子を見せる。それを聞いた優は驚く様子を見せていた。しかし………

 

優「………ごめん、ちょっとビビり過ぎてたかも………ありがとう、春香………!」

 

優は春香の言葉と抱擁で幾らか落ち着きを取り戻したようであり、手に持ったスポーツドリンクを空け、一気に飲み干した。

 

優「よーし! やってやるぜ!!」

 

優は春香のお陰か自信を取り戻す様子を見せたのだった………

 

 

 

カノンとの対決に思わず怖気付く様子を見せていた。しかし、春香の言葉で自信を取り戻す事が出来た優は、果たしてこの状況を切り抜ける事は出来るのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
自信を幾らか取り戻した優は、カノンとの対決に挑む事になる。{100%領域}に入りかけているカノンに対し、優も集中力を高めるのだった………
次回「負けていませんよ」
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