幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
優のスティールから、自らのトリガーを引いたカノンは{100%領域(ハンドレッドリジョン)}へと入ってしまった。これにより、全ニホンチームは一気に勝ち筋を失う事となったのだった………


第467話 まさに無双

全ニホンチームからは光一が変わりに入った事で試合続行。優が前線にボールを運ぼうとするも、カノンからあっさりとボールを奪われてしまった。

 

優「ぐうっ………! (ダメだ………! 100%の相手はそう簡単に止められない………!!)」

 

優は過去に{100%領域}に入ったメイヤと対決した際には手も足も出なかった苦い経験があり、それが今でも目の前で起きていた。そして優が止められないとなれば、修也達4人に止める事など出来る訳もなく、カノンにシュートを決められてしまった。

 

芽衣「目で追えない………やっぱり次元が違うよ………!」

 

あまりにも次元が違う展開に、全ニホンチームは大きな危機を感じていた。そして、観客席で試合を見ていたメイヤ達もこの次元の違いを目の当たりにし、改めて驚かされていた。

 

シュガー「………スピードが速い。常時あの………なんだっけ? 何とかドライブを使っているようなものだね」

 

シュガー曰く、そのスピードは常時{キャノンドライブ}を使っているようなものらしい。

 

フリエ「それだけじゃありません。先程の全力の{キャノンシュート}はニホンCの右手を破壊した………恐らく、メイヤのダンクと同等………下手をすればそれ以上かもしれません」

 

更に先程見せた{100%領域}状態での{キャノンシュート}はメイヤのダンクによる威力と同等以上の破壊力を持っていると評される破壊力を有していた。

 

メイヤ「………こうなると今のニホンに対抗する術は無い………このままだとただ点差を開かれるばかり………まさに無双、ヒエロー・カノンによる独壇場………!」

 

メイヤは全ニホンチームに打つ手が無い事を指摘する。実際、次の全ニホンボールによる試合再開後、優にボールが渡って間も無くメイヤが優からボールをスティールしてしまった。

 

優「っ………! (くそっ………! ロクに持たせてももらえない………!!)」

 

優は、カノンによるスティールのあまりの速さに動揺していた。カノンが再びドリブルで迫り上がる中………

 

修也「くそっ! こうなったらファール覚悟で止めに行くぞ!」

 

修也は当たりを強くする事を提案する。しかし、それを修也が言い切ったと同時に、カノンはスリーポイントラインからボールを放り投げていた。

 

光一「な、何っ!?」

 

カノンが放り投げたボールはゴールへと沈み、スペインチームは3点を追加して見せた。これによって完全にスペインチーム優勢となった流れに対し、試合を見ていたメイヤは………

 

メイヤ「………ニホンチームは絶体絶命………この状況を打開出来るのは貴方しかいない………ユウ」

 

この流れを何とか出来る鍵を握った優に期待を寄せるのだった………

 

 

 

カノンの{100%領域}状態による無双は、全ニホンチームの誰にも止められない展開を引き起こしてしまっていた。果たして、このまま全ニホンチームは点差を離されるばかりなのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
{100%領域}に入ったカノンの無双は止まらず、全ニホンチームは第3Q残り4分の時点であっという間に点差を広げられてしまった。絶望が全ニホンチームに走る中、それでも勝利を掴もうと、理子が諦めない様子を口にするのだった………
次回「負けたくなんかない」
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