幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
カノンによる独壇場の展開により、試合は37vs57の20点ビハインドとなり、全ニホンチームは絶望的な状況を迎えていた。しかし、理子の諦めたくない想いを聞いた優は、試合を何とかしようと立ち上がるのだった………


第469話 このチームで勝つんだ

そして、試合は全ニホンチームボールで試合再開。

 

理子「キャプテン!!」

 

理子は優にボールを投げ渡す。優がボールを受け取って間も無く、カノンが優の前に立ちはだかった。

 

カノン「(点差はかなり開いたけど………ここからも油断せずに点を取りに行く………!!)」

 

カノンはまだまだ点差を引き離すつもりだった。そして、カノンは優のボールをスティールしようと手を伸ばす………

 

優「………負けたくなんかない………か。そうだな………僕も同じ気持ちだ………絶対にこのチームで勝つんだ!!」

 

その一瞬、優は理子の言葉を思い出していた。そしてその直後、優の目が完全に輝くと、突然カノンの前から姿を消した。カノンのスティールは間一髪間に合わなかった。

 

カノン「………!! (消えた………!? いや、違う………これは………!!)」

 

カノンは突然の出来事に動揺を隠せなかった。しかし、何が起きたのかについてはすぐに理解出来たようだった。そしてその時には優はフリースローラインから飛び上がり、ダンクへと向かっていた。

 

グリィ「止めてやらああ!!」

 

グリィが優のダンクを止めようと、体を広げてブロックに来た。これにより、グリィは優と激突するが、優はまるでビクともせず、逆に優より体格が太いはずのグリィが大きく吹っ飛ばされた。このタイミングで審判の笛が鳴り、直後に優がダンクを沈めた。

 

審判「………バスケットカウント、ワンスロー!!」

 

判定はグリィのファール。優による3点プレイが形成された。

 

修也「よっしゃあああ!! ミドレーユが決めたああ!!」

 

全ニホンチームは久方ぶりの得点に喜ぶ声を上げた。

 

理子「キャプテン………凄い………!!」

 

理子は、カノンを抜いて3点プレイを決めた優に感心する様子を見せる。そして、カノンは理子に近付くと………

 

カノン「………今のユウさんは私と同じ{100%領域(ハンドレッドリジョン)}へと入った………相手にこんな事を言うのは好きじゃないんだけど………ここからの勝負、ユウさんと私以外はまともに手を出せないと思うよ」

 

優が{100%領域}に入り、これによって優とカノン以外まともに戦えなくなった事を忠告する。理子はその言葉を聞いて信じられない様子を見せていた………しかし、カノンの言葉は本当である事には違いなかった。その証拠に同じ{100%領域}の力を持つメイヤは観客席から{100%領域}に入った優を見て驚く様子を見せていた………

 

メイヤ「………荒れるわね、この勝負………でも、私にはとても楽しみな展開にしか想像出来ない………!!」

 

メイヤはこの勝負が荒れる事を認めつつも、待ち望んでいた{100%領域}同士の対決に心を踊らせていたのだった………

 

 

 

理子の言葉で{100%領域}のトリガーを引いて見せた優。これにより勝負の展開は完全に優vsカノンの構図となった。果たして、この対決はどのような展開を迎えるのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
試合は{100%領域}に入った優vsカノンの対決へと移行。この2人の対決は、最早誰にも止められない展開へと動き出してしまったのだった………
次回「もう誰にも止められない」
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