幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
{100%領域(ハンドレッドリジョン)}に入った優とカノンによる激闘は次元が違うレベルであった。戦記達は何も出来ず、優に任せるしかないこの状況に残酷さを感じたのだった………


第471話 何故何も出来ないんだ

優とカノンの2人による激闘は1分以上無得点の状況を作り出す展開だった。

 

カノン「っ………! (これでもう30回連続かな………! ここまで1on1が続くと精神が抉られていく………!!)」

 

カノンも1分以上かつ30回連続の1on1に焦りを見せていた。しかし、優はこの間呼吸音しか漏らしておらず、カノンとは対象的に冷静さを貫いていた。カノンの中で冷静さが失われ始めた事で、優はその隙を突いたスティールを行った。

 

カノン「っ!? (しまった! ボールを………!!)」

 

カノンが零れたボールを取ろうとすると、優が先にボールを奪取した。

 

カノン「あっ………!」

 

カノンは動揺していた。

 

メイヤ「優がボールを奪取………均衡が崩れた………!!」

 

メイヤは2人の対決の均衡が崩れた事を口にする。

 

ソンブラ「(カノンがやられた………! しかし、こんな事もあろうかと俺がスタンばっておいてよかったぜ………ここなら死角だ………!)」

 

スペインチームはソンブラが優の死角からスティールを狙っていた。しかし、優はソンブラのスティールをノールックでかわしてしまった。

 

リンセ「ソンブラのスティールがかわされた!? 今完全に死角だったはずなのに………!」

 

リンセは優がノールックでスティールをかわした事に驚いていた。

 

トーロ「止めてやる!!」

 

続けてトーロが優の前で跳躍。優は構わず飛び上がると、ダブルクラッチでトーロをかわした。

 

グリィ「さっきはしてやられたが………2度は無いぜ………!!」

 

グリィは大きく飛び上がり、優のダブルクラッチを封殺しにきた。しかし、優はまたしても体を動かしグリィすらかわしてしまった。

 

速野「と、{トリプルクラッチ}………!!」

 

優が見せたのは、以前速野が偶然行って見せたトリプルクラッチだった。優はそのままダンクを叩き込み、全ニホンチームに2点を追加した。

 

春香「ナイスプレイです、優さん!!」

 

春香は優のプレイを褒める言葉をかける。一方、スペインチームの選手達は悔しそうな様子だった。

 

グリィ「くそっ! 俺達は………俺達は何故何も出来ないんだ!! 今のカノンと相手チームの4番はそんなにレベルが違うのかよ………!!」

 

どうやら全ニホンチームの苦しみはスペインチームも同じだった。

 

カノン「皆………」

 

グリィによる苦しむの言葉を聞いたカノンは、仲間達に心配する様子を見せたのだった………

 

 

 

全ニホンチームが抱える苦しみはスペインチームにも存在していた。果たして、この苦しみは優とカノン以外の選手達を苦しめてしまうのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
{100%領域}対決においてカノンの集中力が途切れ始めた事で、優へ優位が傾き始めた。試合を見ていたメイヤは、2人の精神力の違いに気づいたのだった………
次回「精神レベルの違い」
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