幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
優の母親であるミークはメタリアにバスケを教えつつ、なんとアメリカ代表の監督もやっていた。その事実を聞いた優は、益々動揺を隠せない様子を見せたのだった………


第484話 怖気付くもんか

優は耳にした驚きの事実に対し、思わず口を開けずにいた。

 

ミーク「………怖気付いたかしら?」

 

ミークは優に対し、思わずそう問いかけた。

 

優「………驚きはしたよ。連絡を取るのも偶にだったから僕が気付けなかったってのもあるけどね」

 

優は驚きを隠せずにいた事を認める。

 

理子「キャプテン………」

 

理子は優に対し心配の表情を見せる。

 

優「………でも勘違いするなよ母さん。僕が今更怖気付くもんか………!」

 

しかし、優は怖気付いた訳では無かった。

 

メタリア「へぇ………こりゃ驚いた。口数があからさまに減ったから怖気付いたと思っていたんだけどね………」

 

メタリアは優が怖気付いた訳では無い事に驚いていた。

 

優「バカにするなよ。相手が格上なんてパターンは過去に何度も体験してきた事だ。寧ろワクワクしてるさ………余計に残りの試合を負けるつもりは無い………アメリカチームを倒す新しい理由が出来たからね………!」

 

優はそう言って、アメリカチームを倒す意志をより一層強め、残りの試合を負ける訳にはいかないと気合を入れる様子を見せた。

 

春香「流石優さん! その意気です!」

 

春香は優に対し、嬉しそうな表情を向ける。

 

ミーク「そういうメンタリティーは大事よ、ミドレーユ。貴方はチームの生命線とも言うべき存在………貴方が潰れたら全ニホンチームが勝利する道は絶たれる………その事を忘れないようにしておくのよ」

 

ミークは優のメンタルを褒めると共に、優がチームの生命線である事を伝える。

 

優「僕が生命線………? それは違う、僕以外にも実力者はいる………」

 

優は、自身が生命線である事を否定する。

 

ミーク「そういう話じゃない………生命線と言うのは、今のニホンで{100%領域(ハンドレッドリジョン)}に入れるのは貴方しかいないって話。その貴方も今は偶発的にしか入れないみたいだけどね………」

 

ミークはそう言って、生命線の意味は100%の実力を発揮出来る{100%領域}が関係しているらしい。

 

優「{100%領域}………100%の実力を発揮出来るアレか?」

 

優は首を傾げながらそう問いかける。

 

ミーク「そう。本当にごく一部の天才しか入れない領域………18歳未満の世界大会なら、各国のバスケットチームで1人入れればそのチームはいい所まで行くと揶揄される位にパワーバランスを大きく崩してしまうものなの。ましてや、18歳未満の大会で{100%領域}同士の対決なんて滅多に見れたもんじゃない………覚えておきなさい、デビルカップを優勝したいなら、自身が生命線であるという事を………」

 

ミークはそう言って、{100%領域}に入る存在が、如何に異質な事であるかを優に語るのだった………

 

 

 

ミークがアメリカ代表監督として立ちはだかる事に燃える優。だが、そんな彼女から新たなヒントが与えられた。果たして、現時点で100%領域に入れる優にはいったい何が求められているのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
優は{100%領域}は狙って入れるものでは無いとミークに語る。しかし、優にある過去2度の{100%領域}の経験が、更なるレベルアップがなされる直前へと導いている事を語るのだった………
次回「自由に入れる日は近い」
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