幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
{100%領域(ハンドレッドリジョン)}には自分の意思で入れない事をミークに語る優。しかし、ミークはメイヤが自由に{100%領域}に入れる選手である事を語ると共に、優にもその兆しが現れている事を語るのだった………


第486話 言葉の意味が分からない

優にヒントを伝えたミークはその場を立つと………

 

ミーク「それぞれ時間ね。メタリア、行くわよ」

 

その後に何か用事がある様子を見せると共に、メタリアに声をかける。

 

メタリア「はいはい。じゃあ、これからもアンタらの試合を見てるから楽しませてくれよな、ミドレーユ」

 

メタリアは笑いながらそう呟く。

 

優「楽しませられるかは分からないけど負けるつもりは無いさ」

 

優は真剣な表情でメタリアにそう返した。

 

ミーク「その意気でアメリカチームとの試合まで昇って来なさい、ミドレーユ」

 

ミークは別れ際にそう呟いてその場を去った。メタリアも彼女の後を追うようにその場を去ったのだった。

 

理子「なんと言うか………凄い人達でしたね。キャプテンのお母様に背丈の大きい人………アメリカ代表監督とその弟子ってかなり凄い人達ですよね………?」

 

理子はミークとメタリアがかなり凄い人物であると考えていた。

 

春香「確かにそうね………メタリアさんって人は分からないんだけど、お義母様の方は元アメリカ女子バスケのプロ選手で、FIBAのアメリカ代表チームキャプテンとして優勝した経験もあるらしいの」

 

メタリアの方は不明だが、ミークは実際に実績のある人物で、FIBAバスケットボールの大会にてアメリカ代表としての優勝経験もある人物だった。2人がミークの話をする中で、優はミークの言葉の意味を考えていた。

 

優「(………しかし、母さんは僕にどんな真意を伝えたかったんだ………? 自身のトリガーの把握が必要なのは分かるが、{100%領域}で常にトリガーを引ける状態なんて実際に出来る事なのか………? 話の意味が分からない………)」

 

優はミークが語っていた、自由に{100%領域}を掴む為に自身のトリガーを把握する必要がある点と、実際に{100%領域}に入れるトリガーを常に引ける状態など出来る事なのかが分からなかった。特に後者の言葉の意味には首を傾げており、優の頭を悩ませていた。

 

春香「優さん? 大丈夫ですか………?」

 

春香と理子は優に対し心配な様子を見せる。

 

優「………すまない、考え事をしていた。それより、理子の練習を再開しよう。次の試合までもう時間は残されていないし」

 

優は自信に求められている答えが気になるものの、理子の練習も必要として、2人に練習へ戻るよう呟くのだった………

 

 

 

ミークの言葉の意図が掴めず頭を悩ませる優。{100%領域}のトリガーを常に引ける状態のイメージが掴めない優であったが、今はただ理子の成長の為に時間を費やすのだった………

To Be Continued………




次回予告
2日後、次の対戦相手であるオランダチームとの試合が始まろうとしていた。やはり今回もベンチスタートの優。だが、この試合は理子がスタメンかつSFでの出陣となるのだった………
次回「SFでのスタートだ」
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