幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
全ニホンチーム3戦目の相手はオランダチーム。あまり注目されていないこの試合において、優は当然のようにベンチスタートとなった。だが、この試合は理子がSFで出場するという新たな試みが見られたのだった………


第488話 攻めまくる

両チームのスタメンは以下の通りである。

 

ニホン(青)

PG 9番 月渡芽衣

SG 11番 アリサ・ストライク

SF 20番 三浦理子

PF 10番 天野修也

C 21番 相田光一

 

オランダ(白)

PG 4番 リヒト・タルト

SG 5番 ワータラ・ハーリング

SF 6番 フラス・アスパラガス

PF 7番 アールデ・フリット

C 8番 フラム・クロケット

 

両チームのスタメンがコートに立ち、光一とフラムの2人がセンターラインに立った。

 

美矢「光一、頼むぞ!」

 

美矢は光一に声をかけていた。しかし、光一は緊張している様子を見せていた。そして、審判がボールを打ち上げたタイミングで両選手がジャンプした。しかし、ボールを取ったのはフラムの方だった。

 

光一「ぐっ!? (しまった………!)」

 

光一はジャンプボールを取られた事に焦っていた。そして、落下したボールはフラスの方に落下したが………

 

理子「はあっ!」

 

そのミスをカバーするように、理子がフラスからボールをスティールして見せた。

 

フラス「な、何っ!?」

 

フラスはあっさりスティールされた事が信じられない様子を見せていた。そして、ボールをスティールした理子はすぐに芽衣へボールを回した。

 

芽衣「ナイスだよ!」

 

芽衣はそう言ってドリブルで上がっていく。

 

リヒト「止めるぞ!」

 

PGのリヒトが芽衣の前に立ちはだかる。

 

芽衣「理子ちゃん!」

 

芽衣はリヒトが前に立ちはだかって来たのを目にすると、すぐに理子へボールを戻す。理子はインサイドに入り、フリースローラインを超えたタイミングで飛び上がる。

 

リヒト「レイアップか………!?」

 

リヒトは理子が大きく飛び上がったのを目にすると、彼女がレイアップを狙っているのを察知する。

 

フラム「止めてやらあ!!」

 

そこにフラムがブロックの為に跳躍してきた。

 

理子「………はあっ!」

 

しかし、理子はすぐさまパスに切りかえ、修也にボールを回した。

 

フラム「な、何っ!?」

 

フラムはこの局面で理子がパスを選択した事に驚いていた。そして、修也がそのままダンクを沈めた。

 

優「よし! 早速練習の成果が出て来たな………!」

 

優は理子の成長に喜ぶ様子を見せた。修也も理子からパスが来たのは驚いており………

 

修也「おいおいおい、ミドレーユみたいな技をよくもまあやれたなぁ」

 

思わず理子のパスを褒めていた。

 

理子「今の内に攻めまくる………それがキャプテンから託された事ですからね。手段は選びません」

 

理子はそう言って、攻めの為の手段を選ばない事を口にする。

 

修也「成程なぁ………まあでも、まだパスは下っ手くそだけどな」

 

修也は感心こそしたが、優や芽衣のパスに慣れているのか、そこまて上手く見えなかったらしい。

 

理子「ええっ………?」

 

それを聞いた理子は落ち混む様子を見せたのだった………

 

 

 

理子が攻めの為に手段を選ばず、かつ優直伝のスキルをフル活用する事で、先制点を獲得した。果たして、このまま優位を掴む事は出来るのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
理子が中継役に回るという、これまでには見られなかったプレイングに全ニホンチームの選手達は驚いていた。そしてそれ以上に、試合を見ていたカノンは理子の成長に目を輝かせていたのだった………
次回「チームの中核だよ」
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