幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
優の言葉で本来のパフォーマンスを取り戻した光一。しかし、その原動力は優に対する怒りという、あまりにもバカな者による単純なものであった………


第495話 決まったも同然だ

光一「うおおりゃあ! くらえええ!!」

 

結果として本来のパフォーマンスを取り戻した光一は、本来のパワープレイを存分に発揮。これによって全二ホンチームに隙は無くなった。それと同時に第2Qの終幕を伝えるブザーが鳴り響いた。

 

審判「第2Q終了!」

 

第2Q終了時点でスコアは57vs18と完全な圧倒だった。

 

優「皆、よくやってくれたもんだ」

 

優は嬉しそうな様子を見せていた。しかし、光一はベンチに戻って間もなく………

 

光一「優! てめー! このやろー!!」

 

光一は優に殴りかかる勢いで暴れ始めた。修也や美矢達が光一を押さえていたが、全二ホンチームはちょっとしたお祭り騒ぎになった。その様子を見ていたオランダチームは騒然、試合を見ていた観客達も呆れていた。

 

グリィ「馬鹿な事やってるな、二ホンの連中………」

 

スペインチームのグリィとソンブラはその様子に呆れており、カノンも苦笑いをしていた。

 

ソンブラ「まあでも、ここまで圧倒しちまうとオランダチームにはもう手はねえ。第3Q終了時点で今以上の点差が開くと予想出来る現状を考えると、殆ど決まったも同然だな………」

 

しかし、結果として全二ホンチームがこのゲームを支配しており、これから後半にも関わらず、この試合の結末は大勢に取って決まったも同然と言える状況となったのだった………

 

 

 

そしてこのハーフタイムにて、全二ホン側は監督の三浦によるミーティングを行っていた。

 

三浦「現在、このチームとオランダチームの点差は39。ここまで離れていると完全に余力がある。そこで、修也とアリサを下げる。SGは山吹、PFは滝川がいけ」

 

三浦はそう言って選手の交代を宣言。修也とアリサに代わって、琴乃と滝川の2人が出る事となった。

 

優「2人とも、頼みます!」

 

優は相変わらずベンチに座ったままである為、2人にこの先の試合を任せる事となった。

 

戦記「この様子だとお前の出番は無さそうだな、キャプテン」

 

戦記は優に対し、この日の出番は来ない事を呟いた。

 

優「らしいですね………残念ですけど、仕方無いです」

 

優は自分の出番が回ってこない事を薄々感じており、開き直るようにそう呟いた。

 

春香「その割には落ち着いていますね?」

 

春香は優の落ち着きように、思わずそう問いかける。

 

優「いや、だってさ………光一が僕にあんなにヘイト向けてる中で連携なんて出来ると思う?」

 

優は試合に出たがらない理由についてそう呟いた。それを聞いた戦記は………

 

戦記「………ああ、納得だな」

 

そう言って納得する素振りを見せ、春香も同じような反応を見せたのだった………

 

 

 

第2Qを大きく圧倒する事で完全に試合を支配して見せた全二ホンチーム。果たして、このまま勝利を掴む事は出来るのか………!?

To Be Continued………




次回予告
その後も、全二ホンチーム優位で試合は進んだ。オランダチームに何もさせないまま全二ホンチームは圧倒的な勝利を掴むのだった………
次回「圧勝だ」
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