幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
カノンによる{100%領域(ハンドレッドリジョン)}の覚醒。その圧倒的な実力はフランスチーム側が何も出来ないレベルの差を広げていたのだった………


第505話 まだまだ進化していく

その後、カノンが再び2点を取り、スコアは45vs46となった。そして、フランスチームが試合再開し、リュビがドリブルで運ぶが、カノンがすぐにスティールを行った。直後にオールとアルジョンテの2人がカノンの前に立ちはだかる。

 

優「ダブルチーム………{100%領域}がパスを出来ないと見て時間稼ぎか?」

 

優はそれを目にし、時間稼ぎを行おうとしているのでは無いかと考えていた。

 

カノン「………グリィ! 私を信じて飛んで!」

 

しかし、カノンは何かを狙っているのか、PFのグリィを前線に走らせると共に飛ばした。

 

グリィ「おう!」

 

グリィはカノンを信用しているのか、特に疑う事もなく前線へ上がると共に大きく飛び上がる。

 

オール「な、何をするつもりだ!?」

 

オールは驚く様子を見せる。直後にカノンは持っていたボールを勢いよく地面に打ち付ける。これによりボールは威力が幾らか威力を殺された状態になり、バウンドしたボールをグリィがなんとかキャッチして見せた。

 

春香「あれは………{超回転のパス(スーパーローテーションパス)}を応用したパス!?」

 

なんと、カノンは優が以前魅せた{100%領域}状態でのパスを成功させてしまった。グリィはボールの勢いに驚かされていたものの、そのままボールをゴールに押し込んだ。

 

グリィ「しゃあああ!!」

 

グリィは喜ぶ様子を見せる。直後にカノンに駆け寄ると………

 

グリィ「ナイスパス! でもな………手がクソ痛え!!」

 

グリィは今のパスで右手が腫れた事を訴える様子を見せた。

 

カノン「大丈夫だよ。グリィは頑丈だし」

 

カノンは真顔な表情のままそう呟いた。

 

グリィ「真顔で言うなよ! このガキ!!」

 

グリィはカノンに対して思わずそう言い返した。そして、試合を見ていた優は、カノンもチームプレイを実現して見せた事にかなり驚いており………

 

優「………驚いたな。カノンもまだまだ進化していく………そう感じさせられるプレイだった………」

 

優は言葉が中々出てこなかったのか、必死に目の前の光景について言葉を呟いた。

 

メイヤ「あのパスはユウがあの試合で見せた1度しか情報が無いはず………それを自らのものとして身につけるなんてね………自分で言うのもなんだけど、{100%領域}に入る選手は底がしれないわ………!」

 

メイヤは喜ぶようにそう呟くのだった………

 

 

 

{100%領域}に入ったカノンは更なる成長を遂げる程の活躍を見せていた。底の知れない彼女の真価は留まる事を知らないのだった………

To Be Continued………




次回予告
逆転して見せたスペインチームは、そのまま試合が終わる直前までの間にスコア差を絶望的な差にまで広げた。これに対し、オール達は絶望を感じていたのだった………
次回「許されていいのか」
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