試合前日、優は1人で練習をしている中、メタリアと再会する。そんな中、彼女はミークから頼まれた疑問を優に問いかけるのだった………
優「………急にどうしたんだんだよ? 母さんらしくもない質問なんか飛ばしてきて………?」
優は質問の内容に首を傾げていた。
メタリア「私もこの質問の意図なんて知らねえよ。師匠からとりあえず聞けって言われたんだよ」
メタリア自身もこの質問の意図は知らないようだった。それを聞いた優は………
優「………僕の推測が混じっててもいいなら答えるが」
自身の推測が混じる事を条件に返答する事を決めた。
メタリア「あー………それでいいよ。私からすればなんでもいいし」
メタリアは面倒くさそうにそう返した。
優「ああ………まず先に言うと、僕のスタミナは40分フルパワーでプレイするのに耐えられないんだよ。ニホンの大会の時はメンバーの関係でかなり無理をしていたけど………多分その配慮。あんまり僕は自分の事を自賛したくないんだが………多分温存したいんだと思う」
優は温存が目的では無いかと考える形で理由を語る。
メタリア「ふーん………つまんな」
しかし、メタリアはあまりにもつまらなそうにそう呟いた。
優「………人から聞いといて失礼だな、アンタ」
優は呆れた様子を見せながらそう呟いた。
メタリア「アンタのスタミナ問題は分かった。だけどそれだけじゃ温存しまくる理由にはならねぇだろ。第一、スペインのキャプテン………ヒエロー・カノンだったか? 彼女の全力と戦えたのはアンタだけだろ。温存する気持ちは分かるが、そんな調子で突然100%で戦える相手が出て来たらやれんのか?」
メタリアは優のスタミナについては把握する様子を見せていたが、{100%領域(ハンドレッドリジョン)}状態の相手をまともにやれる相手が優しかいない事を突きつけ、メイヤやカノン以外の人物に{100%領域}に入った相手が出てくる可能性を示唆する。
優「………無理だろうね。そこは同感だ」
優もいつまでも通じる策では無いと考えていたのか、そう呟いた。
優「………でも母さんに伝えるなら言っとけ。僕は監督じゃない。無理な話だ………って」
だが、選手としての優には現状を変える術は無い事をミークに伝えるようにも呟いた。それを聞いたメタリアは………
メタリア「あー………そうだよな。すまねぇ言い過ぎた。こればっかりはアンタの責任じゃねえよ」
そう言って優の立場を理解し、謝る様子を見せたのだった………
優の推測こそ混じっているが、三浦は優の温存を考えている事が、優の出場時間や回数が少ない原因だった。しかし、優はそれに対し、手を出す術も無い事も付け足してメタリアに返したのだった………
To Be Continued………
次回予告
メタリアとの会話中、メイヤが優の元へやってきた。メタリアが突然帰るという状況になる中、メイヤは優に衝撃的な話を持ちかけてきたのだった………
次回「私達の元に来なさい」