幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
フランスチームベンチと観客に警告が行き、優が愚行として呆れる中、オールは精神的に落ち着きを取り戻し、必殺のシュートを放つのだった………


第524話 反撃と行こうじゃないか

全ニホンチームの反撃。芽衣がドリブルで上がっていたが、オールは{地帯探知(ゾーヌディテクション)}による視野の広さを取り戻したのか、目を光らせていた。

 

戦記「………奴の調子が戻り始めたな。目の動きから分かる」

 

戦記はオールの探知能力が復活した事を察した。そして、芽衣がボールをパスした時に、オールは上手くボールをスティールした。

 

芽衣「あっ………!?」

 

芽衣はパスを止められた事で驚きを隠せずにいた。

 

修也「芽衣のパスが止められた!?」

 

修也達はパスを止められた事に驚いていた。

 

オール「よし、反撃と行こうじゃないか! ………リュビ!」

 

そして、オールはリュビにボールを回す。

 

リュビ「速攻!」

 

リュビが速攻を宣言し、フランスチームはラインを上げていく。リュビの前に身軽が立ちはだかるが、リュビはパスでオールにボールを回す。

 

芽衣「(身軽さんもかわされた………!)」

 

芽衣は必死に走りながら戻っていたが、中々追いつけずにいた。そして、オールの前に山野が立ちはだかるものの、オールは自身の視野を活かし、Cのキュイーヴルへボールをパスする。

 

キュイーヴル「貰った!」

 

キュイーヴルは力強いダンクをゴールに叩きつける。これにより、スコアは18vs17と1点差に詰められた。

 

優「参った事になったな………思ったよりも早い段階で相手の攻撃力が爆発し始めたな………」

 

Uはフランスチームの圧倒的攻撃力を前に驚く様子を見せていた。

 

戦記「監督の策では前半までこのメンバーで乗り切るつもりだったはずだが、このままでは押されてしまうな………」

 

戦記は現状を悟り始める。そんな中、戦記はベンチを立った。

 

戦記「………優、この場を任せられるか?」

 

戦記は空気を変えるようにそう呟いた。

 

優「え? それは構いませんけど………何しに行くんです?」

 

優は優の様子に首を傾げていた。

 

戦記「準備だ。この流れを変える為にな」

 

戦記はそう言うと、廊下の方へと行ってしまった。

 

優「(行ってしまった………でも、戦記さんのあの様子………何か全ニホンの有利を持ってきてる流れを引き寄せようとしてくれる………そんな気がする………!)」

 

だが、戦記のその行動を優は疑う事はなかった。優が戦記を見送ると、戦記の行動に首を傾げていた湯津が優の傍に駆け寄ってきた。

 

湯津「………なあ優くん。戦記の奴何しに行ったんだ?」

 

湯津は首を傾げながら戦記の動向を問いかける。

 

優「………試合の流れを変えてくれる準備だそうです」

 

優はそう言って、戦記がやろうとしている事を遠回しに語る。

 

湯津「えっ………?」

 

湯津は言葉の意図が分からずに首を傾げるのだった………

 

 

 

オールが精神的に復活し、フランスチームの調子が上がっていく。そんな中で何か準備を始める戦記。果たして、その準備とは………!?

To Be Continued………




次回予告
それから5分程経ったが、全二ホンチームはフランスチーム相手に圧倒されていた。そんな中、ベンチを離れていた戦記が戻って来た。そんな戦記の体からは汗が流れ出ており………!?
次回「時は来たな」
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