幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
勝負を挑んでくるオールを圧倒する実力を見せる戦記。そんな中、オールは自身の動きが戦記に読まれている事を勘づく様子を見せたのだった………


第528話 お前の未来を見ている

戦記への対抗意識を燃やすオールは、リュビからのパスを早く受けると、戦記と三度対峙する。

 

オール「(攻撃側ならどうだ!)」

 

オールはスリーも充分狙える圏内の中、左足を強く踏み込み、ドライブで戦記をかわそうとする。

 

戦記「………ドライブか」

 

戦記はそう呟くと、オールが一瞬気付かない速度でボールをスティール。しかも戦記本人はボールをスティールした手以外全くと言っていい程に動いていなかった。

 

オール「な、何っ!? (バカな………! 俺がドライブを狙うと予感して止めたのか………!? もうここまで来ると予知じゃねえか………!!)」

 

オールの大きな動きに対し、必要最低限の動きでボールをスティールしてみせた戦記。戦記はゆっくりと歩み始め………

 

戦記「攻めるぞ!」

 

全ニホンチームによる攻撃を宣言する。

 

オール「呑気に歩きやがって………時間稼ぎのつもりか!?」

 

オールは戦記の動きの遅さから、後ろからのスティールを狙うが、戦記はこれをかわした。

 

オール「ぐうっ………!」

 

オールは諦めずにスティールを試みるがこれもかわされ不発。

 

オール「まだまだ………!!」

 

諦めずに戦記に挑もうとするオールだったが、足で踏ん張りきる事が出来ずに転んでしまった。

 

オール「ぐあっ!」

 

オールはただ転んだだけで怪我こそしていないが、立ち上がるのに手間取っていた。

 

アルジョンテ「オール! くそっ! 俺達だけでもマークするぞ!」

 

アルジョンテ達はオールが戻れていない状況下において懸命にディフェンスを行う。

 

戦記「ディフェンスに来たか。なら俺がスリーを決めるとするか」

 

戦記はそう言うとシュート体勢に入る。

 

アルジョンテ「………!! させるか!」

 

アルジョンテは戦記にシュートを打たせまいと走るが、これにより身軽がフリーとなった。戦記は身軽にボールをパスすると、身軽はジャンプシュートを決め、全ニホンチームのスコアを更に2点狭める。

 

アルジョンテ「な、何………!?」

 

アルジョンテは自身のディフェンスをかわされてしまった事に驚いていた。

 

戦記「………そう来ると思っていたぞ。まあ来なくても俺がフリーでスリーを決めていたがな」

 

戦記はそう言ってコートに戻ろうとする。その際にオールが彼の前に立つと………

 

オール「ま、待て………! お前、本当に俺達の先を読んでいるというのか………!?」

 

オールは戦記に対し、本当に自身の先を読んでいるかを問いかける。

 

戦記「………ああ。俺はお前の未来を見ている」

 

戦記は頷くようにそう呟くのだった………

 

 

 

オールを圧倒する戦記の実力は、本当にオール達フランスチームの選手を未来を見ていたようだった。果たして、戦記の力によって、全ニホンチームは点差をびっくり返す事は出来るのだろうか………!?

To Be Continued………




次回予告
フランスチームの選手達が手も足も出ない状況下における戦記の圧倒的先読み能力。これにより、全ニホンチームは一気に点差を縮めていくのだった………
次回「無敵か」
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