再び16点差を付けられる中、コートに優と春香が入る。2人の奇想天外なコンビプレーにより、全ニホンチームは点差を縮めるのだった………
フランスチームボールによる試合再開。PGのリュビがボールを受け、ドリブルで上がっていると、戦記が前に立ちはだかる。
リュビ「くっ………! (コイツを突破できる方法がわからん………ひとまずパスを………!)」
リュビは戦記を突破できる自信が無いのかパスをする。しかし、そのパスを春香がスティールしてみせた。
オール「な、何っ!?」
オールは春香にボールが止められた事に驚いていた。
春香「良太さん!」
春香は戦記にボールを投げ渡す。
戦記「(………ゾーンディフェンスに持ち込ませなければこちらのもの………)………上がれ!」
戦記は攻撃を仕掛ける。これにより、全ニホンチームの攻撃ラインを上げる。
戦記「優!」
戦記は優にボールを回す。優はこの時戦記より後ろにいたが、戦記は彼を信頼していた。
戦記「(この危機的状況を救うのは間違いなく優と春香だ。あの2人は俺の知る限り誰よりも強い絆を持ち、誰よりも息を合わせられる………他に無いコンビだ………!)」
戦記の中で2人は特殊とも言える立ち位置のコンビであり、優達が逆転の切り札となる事を考えていた。
オール「止めるぞ! 相手の4番はスリーもある! 絶対に撃たせるな!!」
優の前にはオールとアルジョンテが立ちはだかる。
優「………僕のマークに来たか。まあでも、バスケは個人競技じゃないからな………はあっ!」
優はノールックでボールをパス。ボールはスリーポイントラインの外でフリーになっていた春香の手に渡す。
オール「あっ………!?」
オール達は完全に不意を突かれた。春香はそのまま正確なスリーポイントシュートを放ち、スコアを41vs51の10点差に詰め寄った。
アルジョンテ「な、何!? あの6番もスリーポイントシューターなのか!?」
ここまでロクに春香の出番が無かった影響か、春香がスリーポイントシューターとしてあまり名が知られておらず、春香は不意を突く形でスリーポイントシューターとしての名を知られる事となった。
優「ナイスシュート、はる………ん?」
しかし、春香はスリーポイントシューターとしてあまり名が知られていなかった事に頬を膨らませていた。
優「(ああ………そう言えば春香の方はあんまり名が知られていなかったんだ………)………分かった! 春香中心で攻めるから! ね!?」
優は慌てて春香中心の攻めをする事を提案する。
戦記「………他に無いコンビだ………」
戦記もこの時ばかりは呆れる様子を見せていたのだった………
優と春香のコンビによって、フランスチームとの差が埋められ始めていた。果たして、このまま逆転を行う事は出来るのだろうか………!?
To Be Continued………
次回予告
優と春香のコンビはどちらもオフェンスに転換出来る上に、どちらも攻撃の起点になれるコンビとなる程に成長していた。フランスチームは2人の厄介さに翻弄させられていたのだった………
次回「どちらが来るか読めない」