幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

533 / 650
前回までのあらすじ
再び16点差を付けられる中、コートに優と春香が入る。2人の奇想天外なコンビプレーにより、全ニホンチームは点差を縮めるのだった………


第533話 他に無いコンビだ

フランスチームボールによる試合再開。PGのリュビがボールを受け、ドリブルで上がっていると、戦記が前に立ちはだかる。

 

リュビ「くっ………! (コイツを突破できる方法がわからん………ひとまずパスを………!)」

 

リュビは戦記を突破できる自信が無いのかパスをする。しかし、そのパスを春香がスティールしてみせた。

 

オール「な、何っ!?」

 

オールは春香にボールが止められた事に驚いていた。

 

春香「良太さん!」

 

春香は戦記にボールを投げ渡す。

 

戦記「(………ゾーンディフェンスに持ち込ませなければこちらのもの………)………上がれ!」

 

戦記は攻撃を仕掛ける。これにより、全ニホンチームの攻撃ラインを上げる。

 

戦記「優!」

 

戦記は優にボールを回す。優はこの時戦記より後ろにいたが、戦記は彼を信頼していた。

 

戦記「(この危機的状況を救うのは間違いなく優と春香だ。あの2人は俺の知る限り誰よりも強い絆を持ち、誰よりも息を合わせられる………他に無いコンビだ………!)」

 

戦記の中で2人は特殊とも言える立ち位置のコンビであり、優達が逆転の切り札となる事を考えていた。

 

オール「止めるぞ! 相手の4番はスリーもある! 絶対に撃たせるな!!」

 

優の前にはオールとアルジョンテが立ちはだかる。

 

優「………僕のマークに来たか。まあでも、バスケは個人競技じゃないからな………はあっ!」

 

優はノールックでボールをパス。ボールはスリーポイントラインの外でフリーになっていた春香の手に渡す。

 

オール「あっ………!?」

 

オール達は完全に不意を突かれた。春香はそのまま正確なスリーポイントシュートを放ち、スコアを41vs51の10点差に詰め寄った。

 

アルジョンテ「な、何!? あの6番もスリーポイントシューターなのか!?」

 

ここまでロクに春香の出番が無かった影響か、春香がスリーポイントシューターとしてあまり名が知られておらず、春香は不意を突く形でスリーポイントシューターとしての名を知られる事となった。

 

優「ナイスシュート、はる………ん?」

 

しかし、春香はスリーポイントシューターとしてあまり名が知られていなかった事に頬を膨らませていた。

 

優「(ああ………そう言えば春香の方はあんまり名が知られていなかったんだ………)………分かった! 春香中心で攻めるから! ね!?」

 

優は慌てて春香中心の攻めをする事を提案する。

 

戦記「………他に無いコンビだ………」

 

戦記もこの時ばかりは呆れる様子を見せていたのだった………

 

 

 

優と春香のコンビによって、フランスチームとの差が埋められ始めていた。果たして、このまま逆転を行う事は出来るのだろうか………!?

To Be Continued………




次回予告
優と春香のコンビはどちらもオフェンスに転換出来る上に、どちらも攻撃の起点になれるコンビとなる程に成長していた。フランスチームは2人の厄介さに翻弄させられていたのだった………
次回「どちらが来るか読めない」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。