幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
コートに戻ってきた優を前にゾーンディフェンスで対抗するフランスチーム。しかし、優の新必殺技{槍の投擲(スピアースローイング)}により、ゾーンディフェンスを攻略。点差を開くと共に、優のこの大会における本気がメイヤに伝わる事となったのだった………


第541話 勝負は終わりだ

その後、フランスチームボールで試合を再開するが、全力の優を止める事はフランスチームの面々には誰も出来ず、パスを繋ごうにも優にボールをスティールされてしまう。これによってフランスチームは残りの1分間、1度もシュートチャンスは回ってくる事はなく………

 

審判「試合終了!!」

 

試合は終了。スコアは95vs78。一時全ニホン側は大きく点差を離される結果が続いたが、優の圧倒的な力によって結果は全ニホンチームの勝利。優はこの試合、1人で32点、20回以上のスティールをする活躍を見せた。

 

光一「よっしゃああ! これでリーグ戦は3勝1敗! 決勝トーナメント出場確定だー!!」

 

光一は勝利を喜んでいた。修也やアリサ、理子の3人も勝利を喜び、ベンチでも喜びの声が上がる中、優だけは勝利を喜ぶ様子を見せなかった。そして、試合を見ていたカノン達は全ニホンの勝利を目の当たりにし………

 

グリィ「これで、実質的に勝負は終わりだ。後は明日の試合をやればいいが………勝っても負けても関係ねえから消化試合だな」

 

リーグ戦内の勝負は実質的に終わりを告げた事を話す。

 

カノン「そうだね。でも………優さんはまだどこか満足してないみたいだね………」

 

そんな中、カノンは優がまだ満足をしていない事に気づいた。共に試合を見に来ていたグリィとソンブラはカノンの言葉の意味に首を傾げるのだった。同時にメイヤ達も優達の勝利を見届けると………

 

メイヤ「これでこのリーグからはニホンとスペインが上がってくる事になった………ふふっ、楽しみね。私達との試合に来られるかどうか………実に楽しみ」

 

そう言って、優達との試合が実現する可能性に近付いた事を楽しみに語るのだった………

 

 

 

その後、コートに立っていた選手達は中央のセンターサークルに集まり、握手をかわしていた。

 

オール「参った………世界の壁は思ったよりも高いらしい。俺達ももっと強くならねばならない………そう自覚させられた」

 

オールは自身の敗北を認め、更なる成長を求めていた。

 

優「それは僕達も同じだよ。まだニホンは決勝トーナメントを戦っていく上でもっと強くならないといけない。この大会を優勝する為にもね」

 

だが、更なる成長を求めるのは優も同じであり、オールの言葉に頷きながらも、自分達も更に成長する必要がある事を語った。

 

オール「………そうか、高い向上心だな。お前のその精神、俺も見習わなければだな」

 

オールは優の言葉に頷くと、彼の向上心を見習いたい旨を述べるのだった………

 

 

 

それと同時刻。アメリカのマサチューセッツ州にて、タクシーの中で全ニホンチームのジャージを着た1人の大柄な男が、全ニホンvsフランスの試合をスマホによる中継で見ていた。

 

??「そうか、勝ったか………皆、すぐに駆けつけるからな、待ってろよ………!!」

 

その人物は、優達全ニホンチームの元へと向かっている事を口にするのだった………

 

 

 

決勝トーナメント出場を賭けた全ニホンvsフランスの試合は全ニホンチームの勝利に終わった。しかし、この先に待ち構える決勝トーナメントでの戦いはより一層激しさを増す事を、この時の優は強く感じていたのだった………

To Be Continued………




次回予告
試合を終え、合宿場に戻ってきた優達。そんな彼等の元に、ある人物が現れる。その人物を見た優達は驚きを隠せずにいたのだった………
次回「やっと来れたんだ」
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