幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
修也達は、大牧の事について優に不満の言葉を伝える。しかし、優もまた、大牧の事で頭を悩ませている事を、修也達に語るのだった………


第547話 酷く疲れてるわね

散歩を口実に合宿場を出た優達は、近くの公園にて腰掛けていたものの、大牧の事についての悩みは何も解決していない為、ベンチの上で春香に膝枕してもらいながら頭を悩ませていた。

 

優「最近心労が酷いんだよね………キャプテンの責務はやっぱり重たいや………」

 

優は長く経験している事とはいえ、キャプテンとしての責任を重く感じていた。

 

春香「全ニホンチームは巫魔以上にチームの癖が強いですものね。私も副キャプテンなのに良太さんに助けられてばかり………あの人がいなかったらどうなっていたか………」

 

春香は自身が副キャプテンの立場に立っているにも関わらず、戦記に助けられる現状に悩んでいた。2人が精神的な疲弊を見せながら意気消沈していると、優達の近くでランニングをしていたジャージ姿の2人組、メイヤとフリエが優達の近くに走ってきた。

 

メイヤ「あっ、ユウ! ………って、酷く疲れてるわね………?」

 

メイヤは優の様子に首を傾げる。

 

優「まあちょっとな………」

 

この時の優は非常に弱々しい様子だった。

 

フリエ「成程、それで人目もはばからず膝枕と………はしたないですね」

 

フリエは真顔で優達の行為に言及した。

 

優「うるさいなぁ………」

 

優は半分キレる様子を見せながら体を起こした。

 

優「それより、今日はお宅らの最後の試合だったんだろ? どうだったんだよ?」

 

優は誤魔化すように話題を切り替え、この日のアメリカ戦の結果を問いかける。

 

メイヤ「そりゃもちろん勝ったよ。相手はアルゼンチンで168vs22」

 

メイヤは結果を誇らしげに報告する。

 

春香「圧倒的過ぎますね………」

 

春香はアメリカチームの圧倒的強さにドン引きしていた。そしてアメリカチームはリーグ戦を無敗で制覇し、決勝トーナメントに駒を進めた。

 

メイヤ「あっ、そうだ。もう伝達来てると思うけど、明日8チームのキャプテン同士でトーナメント決めを行うからちゃんと来てね」

 

メイヤは思い出した様子で、明日のトーナメントのマッチアップを決める為の集まりに参加するよう口にする。

 

優「分かってるよ」

 

優はそう言って、きちんと理解していると言わんばかりにそう呟いた。

 

メイヤ「それなら全然大丈夫。じゃあ、明日よろしくね」

 

メイヤはそう言ってフリエと共にその場を去ろうとする。

 

優「ちょっと待ってくれ、メイヤ」

 

しかし、優は引き留める言葉をかける。それを聞いたメイヤは首を傾げる様子を見せたのだった………

 

 

 

優達は意気消沈する中でメイヤ達と顔を合わせる。メイヤ達が

決勝トーナメントに出場する事を告げて去ろうとした瞬間に優はメイヤに話を切り出そうとしていた。果たして、優が話そうとしている内容とは………?

To Be Continued………




次回予告
優は、先のメイヤのスカウトを受ける事を改めて言い放つ。それを聞いたメイヤは喜ぶと共に、決勝トーナメントでまず決着を着ける事を約束してくるのだった………
次回「決着をつけてからだね」
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