メイヤに対し、スターデビルに加わる事を約束する優。メイヤはそれに喜ぶと共に、決勝トーナメントでの決着を求める。メイヤとの会話を経て、優達は落ち着きを取り戻し、決勝トーナメントへの意識を強めるのだった………
翌日、優達はデビルグループ体育館にて行われる決勝トーナメントの選考にやってきた。この日は選考の後に準々決勝が行われるスケジュールの為、どのチームと当たるかは優勝を目指す各チームにとっては重要なものであった。
メイヤ「今回の選考はくじ引き。引く順番は各リーグで順位が1位だったチームから得失点によるマイナスが少ないチームから。その後に2位だったチームの番で、これまた得失点差のマイナスが少ないチームから引く。このルールでいいわね?」
メイヤは運営者として説明を行い、くじ引きを開始する。最初に引くのはAブロックで大量得点かつロクな失点をしてこなかったアメリカである。
メイヤ「………アメリカは7番。じゃあ、続いてスペイン。」
次は全勝で決勝トーナメントに昇ってきたスペイン。カノンがくじを引き、彼女が手にしたのは………
カノン「………5番です」
5番だった。今大会では1と2、3と4、5と6、7と8という形で当たるわかり易いものである為、引く番号はかなり重要である。その後はドイツが4番、オーストラリアが3番を引いた。
メイヤ「ここまで4チームが引いて、第2試合の対戦カードが決定したわね。第2試合はオーストラリアvsドイツ!」
これにより第2試合の対戦カードが決定すると共に、リーグ戦を1位で勝利したチームが全てくじを引き終わった。
メイヤ「じゃあ続いて2位のチームね。まずはイタリア!」
これにより、次は2位のチームがくじを引くことになり、最初に引くのは2位のチームの中で得失点によるマイナスが全ニホンよりも小さいイタリアだった。イタリアのキャプテンは無言でくじを引く。くじに書いていたのは2番だった。
メイヤ「イタリアは2番か………なら次、ニホン!」
続いて引くのは全ニホンチーム。結果としては6位だが、スペイン、フランスといった強豪との対決でその強さは世界にも知れ渡り始めていた。
優「(イタリア、スペイン、アメリカ………どこと当たっても苦戦は免れない。メイヤとの決着をつける約束をしてこそいるが、僕としてはどのチームに当たってもいい………決して負けないつもりだからな………!)」
優はメイヤとの決着を求めてはいたが、この決勝トーナメントに負けるつもりも無かった事から、どこと当たろうと問題は無かった。そんな心境の中、優はくじを引いた。
優「………1番。最初の相手はイタリアだ」
優が引いたのは1番。対戦相手はイタリアである。
メイヤ「イタリア………という事は、私達と戦うのは決勝ね」
メイヤは全ニホンと戦えるのは決勝である事から、彼に対してそう言い放つ。
優「絶対途中で転げ落ちやしない。絶対僕達が先に決勝で待ってる………!」
優はメイヤに対し、挑戦的な言葉をかけるのだった………
その後、ブラジルがスペインと、ポーランドがアメリカと対決する形でトーナメント決めは終結。これにより、全ニホンチームは第1試合かつ、リーグ戦2位格の中でトップであるイタリアとの対決に挑む事となったのだった………
メイヤとの決着を実現する為には決勝まで勝ち続ける必要が生じた全ニホンチーム。その為の2戦も競合揃いが確定している中で、全ニホンチームは勝利を掴む事が出来るのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
第1試合、全ニホンvsイタリアの対決が始まろうとしていた。しかし、イタリアは全ニホンチームに特段興味は無い様子を見せていたのだった………
次回「興味は無い」