幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
全ニホンvsイタリアの試合が始まる中、優が試合に出ない事に怒りを覚えるパトロン。しかし、それならばと言わんばかりに全ニホンチームから先制点を奪うのだった………


第552話 俺の本領は守備だ

先制点を奪われた全ニホンチームは、春香から芽衣にボールを回す。

 

芽衣「(先制点はやられたけど………ここから反撃だよ!)」

 

芽衣は頭の中で戦術を組み立てると………

 

芽衣「インサイドから攻めるよ! 上がって!!」

 

芽衣はそう言って攻撃のラインを上げるよう指示する。芽衣の前にはポスティーノが立ちはだかるが、芽衣は視線を動かして、コートの様子を把握すると、ノールックでボールをパスし、春香へボールを回した。

 

ポスティーノ「(………! ノールックパスだと………!? 2秒くらい目が動いていたが、あれだけで状況把握したのか………!?)」

 

ポスティーノは芽衣のテクニックの高さに驚いていた。

 

春香「修也さん!!」

 

そして、ボールを受けた春香はすぐに修也へボールを回す。

 

修也「ナイスパスだぜ、春香さん!」

 

修也はスリーポイントラインの内側でボールを受けると、ダンクに向かう為に走り出した。

 

パトロン「無駄だ!」

 

しかし、パトロンは修也が跳躍する直前にボールをスティールしてしまった。修也もボールを奪われた直後には事に気付けず、気付いた時には動揺を隠せずにいた。

 

修也「な、なにいっ!? (コイツ、俺のボールをあっさりと奪いやがった………!?)」

 

修也は心の中で大きく驚いていた。そして、試合を見に来ていたスペインチームのグリィ達もこれには驚かされていた。

 

グリィ「な、なんだアイツ、ディフェンスが手馴れてやがる………!? ソンブラとは違うタイプのディフェンスタイプなのか………!?」

 

グリィは、パトロンがソンブラとはまた違うタイプのディフェンスタイプの選手である事を察する様子を見せる。そして、コートに立つパトロンは優に視線を向ける。

 

パトロン「(どうだ白髪男………! 俺の本領は守備だ………! 例え貴様がどんなシューターであろうと、俺のディフェンスを破る事は出来ん………!!)」

 

パトロンは自身のディフェンスに強い自信を持っていた。そして、試合を見ていたアメリカチームのフリエはまた資料を目にし、パトロンがディフェンス型の選手である事を、一緒に試合を見に来ていたメイヤとシュガーの2人に話す。

 

シュガー「………あの人、SFなのにディフェンス型なんだね、珍しい」

 

シュガーはソフトクリームを食べながら、パトロンの戦術に珍しそうな様子を見せていた。

 

メイヤ「まあでも、乗り越えてもらわないと困るわ。ユウと決着をつけるって約束したんだから………!」

 

しかし、メイヤは越えてもらわないと困ると言わんばかりに、全ニホンチームの勝利を求めていたのだった………

 

 

 

イタリアチームのキャプテン、パトロン・ローマはディフェンス型の選手であり、彼自身は強い自信を抱いていた。果たして、全ニホンチームに突破する術はあるのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
パトロンの守りは硬く、試合開始5分が経っても得点を掴めずにいた。そんな流れを変える為、早くも優がコートに立つ事となったのだった………
次回「守らせなきゃいい」
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