幻想籠球録~低身長バスケ部の記録~   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
{100%領域(ハンドレッドリジョン)}に入った優の3点プレイで点差を詰める全ニホンチーム。しかし、優は突如として{100%領域}を解除。果たして、優は何を狙っているのか………?


第555話 短き100%領域

優のフリースロー。優は軽々とシュートを決め、スコアを5vs14の9点差に詰め寄った。

 

ポスティーノ「(9点差………なんとか点差を離さなければ………!)」

 

イタリアPGのポスティーノは何とか形成を立て直そうと奮起する様子を見せる。そこに芽衣が走ってくるが、ポスティーノからすれば芽衣はそこまで脅威ではない。

 

ポスティーノ「こんなチビ女、軽く抜いてやる!!」

 

ポスティーノはドリブルでの突破を試みるその結果、ポスティーノは軽々と芽衣を抜いたが、そこを待っていたと言わんばかりに春香がボールをスティールしてきた。

 

光一「よし! 春香の{ステルスディフェンス}だ!!」

 

春香の必殺スティールが炸裂し、ボールはまたしても全ニホンチーム。

 

春香「優さん!」

 

春香は優にボールを渡す。ボールを受けた優は………

 

優「………よし、始めようか………!」

 

オフェンスに気持ちを切り替えると共に、ドリブルで走り出した。

 

パトロン「止めてやる!」

 

そこにパトロンが走り出し、優からボールのスティールを狙う。

 

優「………そう来るのを待っていた………!」

 

優はパトロンに対してそう言い放つと青い目を再び輝かせる。再び{100%領域}へと入ったのだ。こうなればパトロンは優に置いてけぼりにされてしまい、優がインサイドに入る事に成功するのだが、ここで優の{100%領域}は突如として解除された。

 

カノン「………! ({100%領域}を解除した!? というより、1プレイだけ{100%領域}に入ったのが正しいのかな………?)」

 

カノンは首を傾げながら優のプレイに目を向ける。しかし、この時イタリアチームのメンバーは誰もが優に注意を向けていた。優はこれを利用し、光一へボールをパスした。この時、誰もが優に注意が向いていた事は大きな仇となり、光一がフリーになっていた。

 

パトロン「し、しまったぁ!!」

 

パトロンは光一に渡った事に慌てていた。そして、光一はそのままダンクを沈め、全ニホンチームの点数を2点追加する。

 

優「………どうだ、見たか! これが僕の編み出した戦術………名付けるなら、{短き100%領域(ショートハンドレッドリジョン)}だ!」

 

優が考案したのは、{100%領域}を1プレイのみに限定する新戦術、{短き100%領域}であった。そのプレイを気付いたカノンは大きく驚く様子を見せていたのだった………

 

 

 

優が新戦術{短き100%領域}を編み出し、{100%領域}の新たな戦術が垣間見えた。果たして、優の新戦術はイタリアを圧倒出来るのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
優の{短き100%領域}によって、イタリアチームは優がどのタイミングで{100%領域}を発動させるか分からなくなってしまった。その混乱に乗じるように、全ニホンチームは点を重ねていくのだった………
次回「雁字搦めの戦術だよ」
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