24vs14の10点差リードで第1Qを終えた全二ホンチーム。しかし、イタリアチームの様子に違和感を感じた優はマネージャーの椿に調査を依頼。彼はカノンが辿り着いた真実へと近付き始めていたのだった………
審判「第2Q始めます!」
椿が調査を開始してから間も無く、審判が第2Qの開始を宣言し、全二ホンボールで試合が再開。
芽衣「(ミドレーユくんが抜けたから緊張感が強まりそうだけど、どう来るかな………)」
ボールのパスを受けた芽衣は、ドリブルをしながら様子を見ていた。するとポスティーノが水を得た魚のように調子を取り戻しており、芽衣の前に立ちはだかる。
芽衣「(………急に消極的プレイを止めて本格的なプレイに走り出した………やっぱり警戒していたのはミドレーユくんの{100%領域(ハンドレッドリジョン)})みたいだね………)」
芽衣はイタリアチームの選手の様子の変わりようにすぐ気付いた。そしてそれはベンチから試合を見ていた優からもあからさまに分かる状況だった。
優「………成程な。やっぱり相手さんの狙いは僕の{100%領域(ハンドレッドリジョン)}らしい。良い気分じゃないな」
優は状況の不気味さに悔しそうな様子を見せていた。そんな中、SNSから情報を探っていた椿が驚く様子を見せた。
椿「優さん、情報が見つかりました………!」
椿は優に耳打ちするようにそう呟くと、彼にタブレットを渡す。
優「………ドイツvsイタリアの試合に関する呟きか………えっと………ドイツチームの4番がえげつないスピードとパワーを見せ付け1人で56点取った………!? ………これって!」
優が見せられた呟きには、ドイツチームの4番………すなわちキャプテンがイタリアとの試合で単独によるスコアが56点である事が書かれており、同時に圧倒的なパワーとスピードを見せつけていた事が記載されていた。
椿「はい、優さんの読み通りです。恐らくドイツチームの4番が{100%領域}に入ったと見て間違いないでしょう。動画も貼り付けてあって私も拝見したのですが、この動きは間違いないです」
椿はそう言って、呟きに貼り付けられていた動画も優に見せる。その動画を見た優は………
優「………間違いない。相手さんはドイツとの試合で目の前にした{100%領域}に入った選手と対峙した経験があったから過剰に僕への注意を見せていたんだな………」
優はイタリアチームの状況の真実をここで知る事が出来た。
優「だが、他の仲間を舐めてもらっちゃ困るってもんだ………!」
これにより、イタリアチームは優しかマークしていない事が露呈するが、優は仲間達を侮るイタリアチームをどこか愚かしそうに見るのだった………
優がベンチに下がった事で調子を取り戻し始めるイタリアチーム。だが、イタリアチームを相手に優は押される事をそう考えてはいなかった。果たして、優が仲間達を信じる理由とは………?
To Be Continued………
次回予告
イタリアチームは春香達を侮る様子で挑んでいた為に、思わぬ慢心が現れていた。しかし、それに気付いた芽衣は、その慢心を利用するかのように戦術を組み立てるのだった………
次回「見くびらないで」